誰よりも生徒の近くにいて、生徒のあらゆる瞬間を見ているのが、個性豊かな麗澤の教員たち。どのような想いで授業を展開し、学校生活のサポートをしているのでしょうか。教員たちの声から、麗澤中高の日常が垣間見えてきます。
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Joi Shimanuki
リスニング用の教材として“LDB”というワークブックを作りました。生徒たちは宿題として取り組んでいますが、結果としてリスニングだけではなく、単語や文法のチカラもつき、総合的に英語力が伸びています。麗澤の生徒たちは、みんな素直で、英語を勉強することに積極的です。そんな校風のなかで、みなさんも全力で楽しみながら英語を学びましょう。Please try your best and enjoy studying English!
勇気を持って会話をしてみても、はじめはうまく意思が伝わらないかもしれません。なので、生徒たちには理解しやすい単語やフレーズを使うように心掛けています。生徒が何かをやり遂げ自信をつけてくれたときは、私も自分事のようにうれしいです。将来的に生徒たちには、英語を話すこと、海外の人と接することを怖がらない人材になってほしいです。
Naoya Takimura
10年後の未来を予測するのも難しい現代。そんな時代だからこそ生徒には、自ら行動し、未来を切り拓くチカラをつけてほしいと思っています。そのために私たち教員がすべき仕事は、物事を大人の価値観で決めつけずに、生徒の可能性を引き伸ばすことです。小さなことがきっかけでその可能性が開花するかもしれません。そのチャンスを見逃さないように、生徒と向き合っていきます。
顧問を務めているSDGs研究会の全国大会で成績を収めたときの、生徒の喜んだ顔は忘れられません。SDGs研究会では、答えのない問いにぶつかった際は、いかに早く答えを導くかではなく、仲間と協働して時間をかけて悩みながら前進していきます。大きな実績の裏側には、生徒たちが大変なことにも労を惜しまず取り組んだ姿があります。教員としてはその頑張りが嬉しく、やりがいを感じています。
Ryo Yamaguchi
麗澤中高で生徒たちには、社会に出ても通用する人間性を養ってほしいと思っています。まずは、集団行動のなかで良い習慣を身につけること。そして、受け身ではなく、自ら行動できるようになること。さらには、勉強と部活を含めたすべての面で、常に高みを目指して逃げずに戦い続けられる心の強さも鍛えてほしいです。
サッカー部の顧問をしているので、部活動で練習や試合での心からの笑顔を見られたときもうれしいですが、生徒と何気ない会話をするときが好きです。生徒と教員の関係性は麗澤中高の魅力の1つだと思います。多くの先生が、生徒たちの行動に目を配り、声を掛けることで、アットホームな雰囲気が生まれています。
Shinji Akimoto
私が担当している言語技術は、言葉を通して論理的思考を養う本校独自の教科です。授業中はとにかく生徒との対話・意見を大切にしています。生徒が考えてみたい教材や授業展開を心掛けています。また高校生にとっては、大学受験の際の小論文の考え方や書き方にも活かせるので、希望の進路を実現するために必要な言語スキルを身につけてほしいと思っています。
「わかった!」「あー!なるほど」という生徒が理解してくれたときの反応を見るのが何よりも楽しみで、その顔を思い浮かべながら教材づくりに励んでいます。私は剣道部の顧問もしているので、生徒と日々剣を交えて本気で鍛錬できる楽しみもあります。生徒に一本取られたときは悔しさもありつつ、生徒の成長した姿にうれしさも感じます。
Yoshiko Isayama
麗澤では創立以来、豊かな人間力を育む場として寮教育を行ってきました。人前で意見するのが苦手な生徒もいますが意見を言う機会を少しずつ増やしたり、寮の行事や運営を生徒が主体的に活動できるような環境を整えてあげることで、人間力を育成しています。他者と生活をともにする寮生活は、10代の子どもたちにとって、これ以上ない人間同士の深い関わり合いの場です。
3年間の寮生活では、先輩・後輩と毎年自分の立場が変わることで、たくさんの気付きと学びを得て成長していきます。入寮当初は、新生活や新しい人間関係に戸惑って時には涙していた生徒が、先輩の立場になって優しく後輩と接している姿を見ると感無量です。また、卒業後も、就職や結婚の報告に訪れてくれることもあり、寮生との強い絆を感じることもできます。
Hiroe Matsuura
私の担当科目は生物です。大学進学後も生物を専攻して学ぶ生徒も多く、受験科目として得点を目指すだけではなく、大学での学びにつながる知識を身につけられるように心掛けています。入試問題や資料集を活用して、知識の時代背景、研究手法の理解や分析力を鍛えます。生物学の目覚ましい発展に触れながら、より深い学びや興味関心を見いだしてほしいと思います。
部活動や学校行事、受験勉強、あるいは寮生活を通して、生徒はみんな着実に変化していきます。ちょっとしたことからでも大きく成長していく姿に、この6年間がいかに特別であるかを教員として改めて感じています。それと同時に一人ひとりの個性が磨かれ光っていくのが本学の特徴です。生徒たちがお互いの個性を尊重し、周囲に心を配れる様子を頼もしく思いながら、これからも見守っていきたいです。
Daisuke Souhara
普段から心掛けていることは、できるだけ「俯瞰」することです。学校の先生というと、親身なイメージを持っている方が多いので少し意外に感じるかもしれません。距離感が近くなりすぎるとつい同調的になり、新たな発見や成長の妨げとなってしまいます。主役は生徒個人の「個性」と「やる気」ですので、それを傍からサポートする第3者的な役割でいることを心掛けています。
数学の教科を担当しているのですが、こちらが提案する解法や知識を超えて、「こうやってみたらどうなるのか」という質問を受けることがあります。新たな発想に驚かされながらも、対話をしながら一緒に深く考えてみる時が楽しい瞬間です。生徒の成長を見守りながら、自らも多くの気付きを得ることができるのも教員ならではのやりがいだと感じています。
Yukari Sugimoto
私が受け持っているAEコース(中学)には、知的好奇心の高い生徒が多く、授業外でも教員に質問するなど、学習意欲が高いように思います。またAEコース独自のカリキュラム「Lアワー」で探究活動を実施しています。普段の勉強とは違う角度での取り組みで、好きな分野を数ヶ月かけて掘り下げまとめあげます。オリジナリティあふれる素晴らしい成果が毎回楽しみです。
好きな言葉に、学園内で度々耳にする「出藍の教育」があります。出藍(しゅつらん)とは、弟子が師よりもすぐれていることの喩えです。麗澤での経験から自分の強みを見つけだし、教員をどんどん飛び越えて世界で活躍する人材になってほしいです。無限の可能性を秘めている生徒の、本人も気が付いていない可能性を引き出せるよう日々接していますし、夢を叶える手助けになったのならば嬉しいです。