言語技術のスクーリングを実施しました
[学校生活]

5月16日、麗澤中学高等学校 全日制課程の担当教員による「言語技術(学校設定科目)」のスクーリングが行われました。
言語技術とは、欧米の母語教育で実施されている「Language Arts」を日本語で学ぶ科目で、本校では、すべての学習に必要な「聞く力、読む力、話す力、書く力」の基礎として、全日制・通信制ともに学校設定科目として取り入れています。
言語技術の学びは型がある点が特徴で、今回のスクーリングでは「抽象から具体の順に書く」、「現代・過去・現代・未来の順に書く」など、文章の並び替え問題を通して型を体得してもらいました。
さらに学習を深める中で、相手の言葉に真摯に耳を傾ける力、文章や資料をじっくりと観察する力を養い、物事を構成する要素を分析・考察し、さまざまな情報を統合して意図や考えを解釈する力を身に着けてもらえたらと思います。
言語技術で学習するこれらの力は、志望理由書やプレゼンテーションなど、様々な場面で生涯活かすことができる技術です。
本校では、今後も実践的なスクーリングを通して、社会に出てからも役立つ知識や体験を提供できるよう努めていきます。