第28回ボランティア・スピリッツ・アワード コミュニティ賞受賞
本校の生徒が、第28回ボランティア・スピリッツ・アワードにてコミュニティ賞を受賞しました! |

ボランティア・スピリッツ・アワードとは、米国プルデンシャル・ファイナンシャルが1995年に開始した国際的な青少年のボランティア支援プログラムです。
日本では1997年にスタートし、「未来を描くチカラ」をキャッチフレーズに、 “誰かのために何かを変える” ことを目指し自ら行動を起こしている中学生・高校生に、情報交換、交流、活動発表の場が提供されています。
その歴史あるプログラムに、本校所属の原田 眞己(はらだ まみ)さん、山上 世成(やまがみ せな)さんが応募し、見事コミュニティ賞を受賞しました。
原田さんと山上さんは、合鴨農法の実践を通じて人間と生物の共生について探究しました。
合鴨の小屋作りや柵の設置、環境省や防衛省、鳥類研究所などの見学・質問を通して、普段の学校生活だけでは得られない多くの知見を獲得したようです。
以下、2人からコメントが届いていますのでご紹介します。
【原田 眞己さん】
私は「『三方よし』の環境農法の体験から、人と生物の共生と社会貢献を考える」を目標に様々な活動を行いました。
ボランティア活動を通じてよかった点は、人から信用と信頼を得ることにより、今まで知らなかった人から協力を得て、助けていただけることが身に染みてわかったことです。一人の力では出来ない事柄も、自ら行動することで協力してくれる人が現れ、道が開けるということです。
私は、中学生の頃から自分に自信が持てずにいましたが、今回の活動で周囲の方々から感謝される度に自信が湧いてくるのを感じました。
また、受賞した全国の高校生たちとの交流会では、苦労したことや頑張ったこと、将来の展望などを話し合いができたことも大変よい思い出となりました。今回のことをきっかけとして、今後も自分を信じて失敗を恐れず、何事もチャレンジして行きたいです。
最後に、協力してくれた仲間、ボランティアのやり方を教えてくれた環境省の方、日本鳥類保護連盟の方、情報提供してくれた市役所の方、支えてくれた街の方等、全ての方々へ感謝いたします。ありがとうございました。
【山上 世成さん】
農家さんに鴨をもらいに行った際に、学生が農業に関するボランティアをすることに対して凄く喜んでもらえたことが印象的だったのと同時に、高齢化が進んでいることに今一度気付かされました。
また、実際に畑に入って穀物を育てる苦労を知ることができました。
今回のボランティアを通じて、普段関わる機会がない農業触れることができる貴重な経験となりました。
通信制課程は、スクーリングや学校行事のほかにも自由な時間を捻出しやすい環境と言えます。
本校では、今回のような活動はもちろんのこと、服のチカラプロジェクトや敷地内の麗しの杜でのボランティア、東日本大震災の被災地を訪れるスタディ&ボランティアツアーなど、様々な活動にチャレンジしやすい環境を用意しています。
どのようなことに興味を持つかは人それぞれですが、これからもたくさんの「きっかけ」を提供し、生徒一人ひとりの活動を応援していきます!