【6年ILコース】25回目となるディベートを開催しました

2019.11.29

毎年恒例のプロジェクト。ILコースにおける集大成となる活動です。

11月19日の火曜日、本校にて6年ILコースの生徒たちによる「第25回 ILC ディベート」を開催しました。
肯定側と否定側の2つのチームがそれぞれのトピックについて議論を交わすこのディベートは、ILコースの2年間において最後となるプロジェクトです。論理、コミュニケーション、情報収集とその分析、説得力・交渉術、そしてリーダーシップなど、生徒たちは、ILコースの一員となってからこれまでに学んだことをこの活動に集約させます。
今年度のディベートでは、以下の3点について議論が行われました。

All Japanese high schools should require their students to do either volunteer work or job training.
日本のすべての高等学校は、義務的なボランティア活動または労働体験を生徒に課すべきである。

Japan should have a universal minimum wage at 1,500 yen.
日本における最低賃金は、一律1,500円に引き上げられるべきである。

Japan should revise Article 9 as the LDP proposes.
憲法第9条を、自由民主党が提案したように改正するべきである。

この活動を通じ、生徒たちは以下の点を学びます。
・チームメイトと共に綿密に準備をするのでリーダーシップならびにリーダーを支える「フォロワーシップ」が養われる
・限られた時間で説得しなければならないので、効果的な発話方法、時間管理の能力が向上する
・論題に関する情報処理や研究、文献の読解と要約、そして分析する力が高まる

例年通り、クラスメイトだけでなく、友人や後輩そして保護者を前にしてディベートを行いました。昨年に引き続き、今年も多くの来場者にお越しいただき、緊張感のある空間での発表となりました。当日お越しいただいた方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

6年I組 担任 長島
ILコース 遠藤(主任)、ヘイキ、カーンズ