学びの特色

言語技術との連携

英語教育に見る言語技術の効果

欧米では、幼い頃からパラグラフの作り方を学びます。このため、ある程度の年齢になって長い文章を書くときには、パラグラフを組み立てるための基礎が身についています。ところが日本の生徒たちにはそうした素養がありません。短い英作文なら書けるが、50語・100語となると、途端に難易度が高く感じてしまうのも無理のないことです。その主な原因は、どのような順番(=論理展開)で作文していけば良いか分からないからです。

この課題を、言語技術が解消します。本校の生徒たちは言語技術の授業でパラグラフの作り方を学び、構成に迷うことなく長文を作ることができるようになります。日本語でしっかりとした文章が書けるようになっていれば、後はその内容を英語にするだけです。

言語技術で文章構成の基礎を学び、日本語で実践して身につける。そして、英語教育で語彙文法の知識を習得し、校内にいるネイティブスピーカー達と日常的に英語でコミュニケーションを重ねる。この相乗効果によって、生徒たちは生きた英語力を身につけることができます。