学びの特色
ICT教育
ICT 教育と聞くとデジタルに特化するイメージがあるかもしれませんが、デジタルネイティブな生徒たちにとって「アナログの良さ」を知ることも ICT 教育の一環だと考えています。例えば、相手に「感謝の気持ち」を伝えるときに、メールと手紙のどちらがより良いか。「道徳的判断力」がSociety5.0の時代に必要不可欠なリテラシーであると考えています。
授業における
ICT活用率
90%超
全教室
最新型
電子黒板
完備
全教室
ハイフレックス型
授業可
オンライン機材完備
WindowsやMacなど
ハイスペックPCが60台以上
充実した
STEAM環境
(電子工作/プログラミング/
ペンタブレット)
クリエイティブ環境
(動画イラスト制作/DTM/
3Dモデリング/eスポーツ)
次世代型メディアセンターに
編集スタジオ
生徒たちの「やってみたい!」という気持ちを後押しできる環境づくりに力を入れています。最新のデジタル環境によって、ホンモノに触れる機会や個性を伸ばすきっかけを与えます。創作活動では、Adobe Creative Cloudをはじめアプリケーションも充実。プログラミングだけではなく、動画・アニメーション・ゲーム・音楽などの制作や、eスポーツ活動も可能です。また、多くの授業や学校生活のあらゆる場面でICTを活用し、全生徒がICTに触れる工夫が施されています。
1995年度 | コンピュータ教室を2教室整備。生徒PC 120台完備。 |
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2017年度 | 高校の授業にて「Pythonプログラミング」を導入 |
2019年度 | 全生徒がタブレット端末(Chromebook)を所持。全教室にアクセスポイントを設置。 |
2020年度 | 全教室にオンライン授業可能な機器を常設。ハイフレックス型授業が可能となる。 |
2021年度 | 生徒有志団体「チームICT」を結成。行事のライブ配信や映像表現制作の活動を開始。 |
2022年度 | 全教室に4K電子黒板モニタ・4Kカメラ・マイク・4K書画カメラを整備。ゲーミングPCなどのハイスペックPCを導入。 |
「チームICT」という生徒の有志の集まりがあり、生徒たち主体で活動を行っています。例えば、ICTの有用な活用法を研究したり、体育祭や文化祭などのイベントライブ配信、コンテストを目指した創作活動、そしてeスポーツなど、生徒が「やってみたい!」と思ったことを実現させています。
そのなかで、自ら考えて学ぶ力や、お互いに教え合う力を身につけながら、生徒それぞれの創造力をカタチにしています。「自分にこんなことができると思っていなかった」と、新しい可能性に出会う生徒もいます。
世界トップクラスの「REITAKU EDTECH」の実現に向けて、2019年に開始された「GIGAスクール構想」以前より全教員がタブレットを所持し、毎年ICT研修を行っています。現在は全教科にGoogle認定教育者が在籍。情報科専任の教員も3名在籍し、令和7年度大学入学共通テストから必須となる「情報Ⅰ」にすでに対応した授業を展開しています。
※「GIGAスクール構想」・・・2019年に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピュータと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。
ホームルーム
毎日の連絡事項の確認をデジタルで。いつでもどこでも正確な情報を確認することができます。また、デジタル書籍の活用、朝読書の書籍配布も行っています。
授業
教科書やノートとともに、デジタルコンテンツをハイブリッドに活用。動画などの動く資料を提示することで理解につながりやすくなる点や、インターネットを利用した調べ学習もスムーズに行うことができるメリットがあります。
放課後
部活動では、活動日程の情報共有、動画でフォームの改造や動作を分析しながら練習に取り組んでいます。さらに、オンライン英会話や学習アプリを使って、学びの時間を増やすこともできます。
TEACHER’S VOICE
野口 紘司 先生
(情報科/DX推進チーム)
世界トップクラスのICT教育を目指す
“REITAKU EDTECH”の実現へ
AIやロボットが私たちの身近な存在となっています。その一方で人間の仕事がなくなるという不安を持っている方もいるかもしれません。これからの社会で活躍するには、AIやロボットが代わることができない役割を担うためのICTスキルの育成が重要となります。
本校では、学校生活のあらゆる場面でICTを積極的に活用しています。情報リテラシーはもちろん、情報を使って新しいものを生み出したり、自分の考えをわかりやすく伝える、他の人と協力して課題を達成するなどのスキルを向上させるのが目的です。
今後は、世界基準のICT教育を備える“REITAKU EDTECH”を実現させていく方針です。生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出せる教育環境を提供していきます。