【休校期間中の取り組み】 vol.4 2年生(中学2年生)

2020.04.24

ICTを活用して、様々な学習支援を実施

麗澤中学・高等学校では新型コロナウイルスの感染拡大を受け5月6日まで休校措置をとっています。今回はシリーズ第4弾、2年生(中2)の取り組みです。
 中学2年生は、昨年度入学時から、クロームブックを全員が持っており、学年の総合学習や、教科の授業、課題などで使ってきました。今回の休校措置において、そのクロームブックを活用して双方向のコミュニケーションを行ってきました。中学2年生の主な取り組みは以下のようなものです。

●オンラインで毎日SHR
 …学校でいう朝のSHR帰りのSHRをオンラインで実施。担任による健康観察や、種々の連絡等を行うことで、学校がある時と同じような生活リズムを維持しやすくしました。
 また、SHRの後には「おしゃべりタイム」と称して、オンライン上に教室の中で生徒同士、生徒と先生が話すような空間を設けたり、カウントアップなどのゲームを通してコミュニケーションを図ったりしました。
 さらにオンラインでの「学年集会」も実施。オンライン上に学年全員がそろい、学年部長講話や、今後の取り組みについてのお話などを行いました。

●Google Classroomを用いた課題配信
 …主要教科では、毎日提出の課題配信を実施。これまでの復習的な内容から、発展的な内容まで生徒の学習習慣と学力維持のための取り組みを行いました。
 クラスでは、試験前に行っていた自身で学習の計画や実行の記録をつけていく「学習実行記録」を春休みから継続実施し、自修による自習が出来るように取り組んだり、「生活ノート」の提出を通して生徒とのコミュニケーションをとりながら、生活状況の把握などを行いました。
 こうしたGoogle Classroomを使った取り組みの一環で、「ありがとうプロジェクト」を実施。学年目標の一つである感謝の心をテーマに生徒にコメントを寄せてもらいました(ありがとうプロジェクトの詳細はこちら)。

●オンライン質問会(数学・英語)
 数学…課題を取り組む中で解法がわからず、解説を読んでも良くわからなかった点がある人の質問に数学の担当教員が対応。休校中の学習をサポートしました。
 英語…ビデオ電話ツールを用いてネイティブ教員が質問に対応。チャットを使ったやり取りで質問内容を伝えることにより、質問もスムーズに。

新型コロナウィルス感染症の状況は現在も予断を許さない状況が続いていますが、オンラインでの学習面、生活面で様々なサポートを今後も続けていきます。そして、より幅広い生徒の学び目指し、新しい取り組みを模索しながら今後も学年一丸となって進めていきたいと思います。