【中学2年生】「ありがとう」プロジェクト第2弾 「自分史」をプレゼンしよう!

2020.05.11

コロナの影響で家族と過ごす期間が増えた今こそ、「自分史」を振り返り、感謝の気持ちを伝える時

 本校では、5月7日から校長によるオンライン始業式を皮切りに、オンライン授業が開始され、各学年、各教科の授業がオンライン上でスタートしました。
 中学2年生は、自分プロジェクト(総合学習)の一環として、ゴールデンウィーク期間中に「自分史」のノートを家族に見せ、命と将来について家族と話し合うということを行いました。「自分史」の作成は、中学1年の後半にスタートし、春休み中までに各自で完成をさせていました。今回はプログラムの総まとめとして、自分で作り上げた「自分史」を用いて、家族に発表をしてもらいました。
 その目的は3つです。
 ①自身の成長には、家族の支えがあったことを改めて認識する。
 ②自宅で過ごすことが多い中、お世話になっている親に感謝する機会とする。
 ③自分の成長過程を振り返り、家族からのアドバイスをもらい、自分の将来について考えるきっかけとする。

 生徒たちはプレゼンをする前には、家族に対しての発表ということで照れや抵抗があったようですが、実際やってみて違った感想や気づきがあったようです。また、家族への感謝の言葉を伝えたり、将来のことについて家族と話し合えたりと、プラスの効果を感じることができたようです。そして、生徒から出てきた感想はゴールデンウィーク明けのオンライン授業で、グループワークで共有しました。多くの人と気づきを共有することで、学びは広がり、深まりますので、このページでも生徒の感想をご紹介いたします。また、保護者の方からもメッセージを頂きましたので、合わせて掲載させていただきます。課題に取り組んで成長してくれた生徒たちを称えると共に、生徒たちのプレゼンにご協力頂きましたご家族の方々に深く御礼申し上げます。

生徒の感想(一部)

 ☆今までの感謝の気持や思いは、口に出さないと伝わらないことを改めて気づきました。今回のプロジェクトで、ここまで育ててくれた両親への感謝の思いが伝えられて、とても良かったと思いました。また、これからはもっと両親・家族に協力してもらうことが、とても多くなると思うので、いつも感謝の気持を持って、家族と接していきたいです。こんな時期だからこそ、お互いの気持を考えあって、言い合いなどが起こらないよう気をつけたいです!

 ☆今回家族に自分史を発表してみて、最初はやることに抵抗があったが、話しているうちに楽しくなって、会話が弾んだ。自分の将来についても、親から、将来について色々なアドバイスを貰えたし、自分の将来について考えるいい機会になった。改めて、親に相談することはいいことだなと感じた。

 ☆13年間を振り返って、たくさんのことを経験してきたなと思った。でも、その経験は、父が一生懸命働いてお金を払ってくれたり、習い事の場合は母が毎回送り迎えをしてくれたりなど両親の努力でできたことだと感じた。母は当時の写真や思い出を楽しそうに見てくれたので、大切にしてくれているのだと思った。今の自分がいるのは幼稚園・小学校の友達や先生、そして家族が支えてくれたからだと思った。今、私立の学校に通わせてもらっているのも普通のことではないので、勉強や部活に精一杯取り組みたい。それが今できる一番の親孝行だと思う。

ご家族の方からのコメント

 ☆自分史を自分の言葉で発表する姿に、娘の成長を感じました。自分史の作成のため写真を渡した時、当時のことを色々聞かれ憶えていることを話すと「え!本当に?知らない…」「それ、憶えてる!」という言葉にはっとしました。幼い頃の記憶が子供にないのは当然ですが、話す機会がなければ私が娘に伝えることもなく誰にも知られずに消えていってしまったかもしれない思い出の数々。それを伝えることで娘が色々な人と関わりを持ち生きてきたことを感じることができたと思います。また娘の自分史は私が親としての歩んできた道を振り返ることでもありました。親としての未熟さ、反省もありますが、子供が元気に過ごしてくれていることに感謝でいっぱいです。娘も中学2年生となりました。自分と向き合い、これからの人生を自分で作っていくのを親として見守っていけたらと思います。自分史という課題で親子の素敵な時間を持つことができました。ありがとうございます。

 ☆幼少の頃からひょうきんで皆の人気者だったYくん。今では、お父さんより身長も体重も大きくなりましたね。心も中身も伴うと良いですね。心身ともに立派な大人になって下さいね!

「ありがとう」プロジェクト第2弾 自分史発表後の生徒感想(その他の生徒の感想はこちらのPDFをご覧ください。)