【中1】オンラインオリエンテーションとバーチャル校内見学

2020.05.15

オンラインオリエンテ―ション
 5月7日から9日までの3日間、中学1年生はオンラインでオリエンテ―ションを行いました。休校中ではありますが、入学したての新入生が、学校のことをよく理解し、不安を解消して欲しいという思いから企画しました。
 校長講話、担任副担任挨拶から始まった1日目は、校歌の意味を交えながら建学の精神を学んだり、授業の受け方を学んだりと、麗澤生としての姿勢をつくる大切な一歩となりました。
 2日目は、中学1年生の心構えや校則に関する話など、中学生としての自覚を促す話が続きました。画面を通して、教員団の熱い気持ちが伝わったことでしょう。
 様々な講話と並行して、このオンラインでのオリエンテ―ション、そしてその後のオンライン授業を成立させるために不可欠な力を身に付けるための情報オリエンテ―ションを行いました。
 3日目は学力推移調査を行いました。4月から「すらら」を使って行ってきた学習の成果を試すと共に、動画を通じてこの試験の意義や、解き直しの仕方などを学ぶこともできました。
 以下は、各講義を受けての生徒の感想です。

・校歌の意味がよくわかり、品性と道徳性は、自身の成長にも、他の人のためにも必要だと感じました。

・受験勉強を振り返ると、受験勉強のときは家の手伝いを一切できていなかったので、今こういう時期だからこそ家の手伝いを沢山やろうと思いました。

・何か人に悪影響を及ぼいているもの(例・新型コロナウイルス)に対して必要以上に恐れてするべき対処法をおろそかに行うのではなく、正しく恐れそれに対して必要な対処をできるような人になりたいです。

・ひとりの「子供」ではなくひとりの「人間」として自立していきたいと考えた。

バーチャル校舎見学会
 さらに、放課後の活動としてバーチャル校舎見学会を行いました。中高生1000人以上が学校生活を送る校舎内にはたくさんの特別教室があり、入学したての1年生は、移動教室に慣れるまでかなりの時間を要します。さらに今年度は休校の長期化により、校舎内を実際に歩くことが困難な状況が続いています。そのような中で、新入生に少しでも校舎を身近に感じてもらい、学校が再開したときにスムーズに学校生活が送れるようにと考えられたのが、このバーチャル校内見学です。4日間にわたって、校舎内の様々な場所を紹介しました。
 本校では各教室に創立者の格言が掲げられています。校舎を巡りながら教室ごとに異なるその格言の意味も説明することで、本校が大切にしている考えも学ぶことができます。生徒達は実際に校内を歩いている気持ちで動画を観て、最後にクイズや質問に答えます。
 生徒からは、「校舎内の教室の位置を楽しく覚えることができました!」「小学校ではなかった部屋がたくさんあり、学校に通えるようになったらこんなところで勉強するのかと思い、とても楽しみです。」といった感想が寄せられました。配信最終回には「毎日楽しみにしていたので、悲しいです」という声もありました。登校日への期待が高まる内容になったようです。