【中学2年生・自分プロジェクト】キャリアプログラム -第3回-

2020.10.03

 10月1日(木)、6・7時間目を使って、中学2年生 自分プロジェクト・キャリアプログラムの第3回として、開星中学校・高等学校副校長の水野次郎氏とモラロジー研究所イノベーション推進室の山本麻千子氏より、働くということについての講話とワークショップをしていただきました。

 まず、水野先生から以前の仕事で「しまじろう」を世に出されたご経験から、新しい物や価値を創造する「つくる力」についてお話しいただきました。「しまじろう」がトラのキャラクターに決まるまでのプロセス、決め方を決めるということに生徒は興味深く聴き入っていました。

 また、山本様より漢字やおにぎりといった身近なものを題材にワークショップをしていただきました。生徒は、人が集まり、アイデアを持ち寄ると大きな成果が得られるということを実感していました。このワークを通して、「つくる力」があれば大きな価値を生み出せること、また人と力を合わせる「つながる力」があれば、成果を何倍、何十倍にもできるということを学んでいました。

 そして、コミュニケーション力や創造力を必要とする「働く」ということの根底には、「もちこたえる力」が必要であるということも教えていただきました。「もちこたえる力」があるからこそ、考え抜いたり、人と関わりを持とうとするという態度が生まれてくる、そういったことを教えていただきました。

 実は、これら「つくる力」「つながる力」「もちこたえる力」は、先週、先々週の4つの企業・団体からのキャリア講話の中にもありました。今回の水野先生、山本様からのお話で、キャリア講話のまとめをしていただき、生徒たちはよく理解できたようでした。これから、生徒たちは「働く」ということを深く学ぶために、各企業からいただいたミッションに取り組んでいきます。多くの方に頂いた貴重な機会を活かし、社会に貢献できる大人になるべく、2年生は学びを深めていきます。