11月7日（土）に行われた後期保護者学級で夕方以降【麗寮】（麗澤高校の寮）では、寮プログラムが行われました。今回は、コロナ対策もあり例年とは異なる面もある工夫されたプログラムとなりました。

　まず、全体会食は行わず親子での夕食。その後、食堂けやきでの寮プログラム第一部です。「校長挨拶」、6年生(高校3年)が登場する「寮の施設紹介動画」放映、5年(高校2年)の企画係による「寮生活紹介」のプレゼン、6年生の保護者2名による「保護者発表」が行われ、初めて参加する4年生(高校1年)から今回で保護者学級が最後となる6年生まで一同に介して寮生活の様子を確認してもらう機会になりました。

　その後、場所を寮や校舎に移し第二部です。寮の日課である「夕礼」への参観、寮生の各学年代表による「体験発表」が行われました。この夕礼は、日頃のお互いの思いや気づきを伝え合い学び合う時間です。その後の「体験発表」では、各学年の代表が今までの寮生活を振り返り、寮での多くの気づきや学びを語ってくれました。涙する保護者もあり、４、５年生にとっては今後の寮生活の指針になったようです。

　6年生の正規の寮生活も約1か月となりました。その後は、受験のための特別体制に入ります。今まで寮生活をリードしてくれていた6年生から5年生へバトンが渡されます。寮生のみなさん、今後も寮生活をより充実させ成長していきましょう。

　夜遅くまで寮プログラムにご参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。今後ともご支援よろしくお願いいたします。　

<体験発表より一部抜粋>
　僕がこの発表を通して伝えたいことは仲間の大切さについてです。仲間の大切さは、学年を重ねるごとに変わっていきました。……略……ほかの人を助けようとする心があっても、それを実行することは難しいことです。言うことは簡単であり、思うことも簡単です。ですが、この男子寮という環境に身を置くと、行うことが自然とできるようになりました。・・・人生には一人で解決できない物事がたくさんあります。その中で信頼できる仲間を作るということは何よりも大切であり、価値のあることだと思います。(男子寮　6年)

　寮役員、6年生になるとまた違った視点で生活することになりました。・・・・私が寮生活をしていく上で、最も意識していたことは、自分の影響力です。寮生活は周りの人の影響力がとても大きいです。・・・・・・私はどんな1日であろうと、できるだけ、明るくいようと心がけて生活してきました。他にも、率先垂範で行動する上級生、勉強をしている同級生がいたら、自分も感化されるものだと思います。私は、感化し、感化されることのできる寮という場所は本当に素敵なところだと思います。そして自分も感化を与えられるような人になりたいと思っていました。(女子寮　6年)

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