ILコース(5年I組) 1、2学期の振り返り

2020.12.20

 5年I組は、例年オーストラリアへの6週間の短期留学を実施しておりましたが、今年度は残念ながら中止となりました。生徒と担当教員ともども残念な気持ちで一杯でしたが、その代わりに今年度は様々なことを経験できましたので、その一部をここで紹介させていただきます。

1.タクトピア株式会社との連携によるイングリッシュキャンプの実施
  こちらをご覧ください。

2.DMM英会話の導入によるアウトプット強化
 今年の8月からDMM英会話を導入し、家庭学習等で活用しています。多岐にわたるレッスンの中で、英検の二次試験対策などもあり、生徒たちは積極的にスピーキングのトレーニングにも励んでいます。特に11月はアウトプット期間とし、毎日25分間のトレーニングを実施することを課題としました。第2回の英検で2名の生徒が準1級に合格することができました。引き続き、オンライン英会話にも取り組み続けてまいります。

3.日々の授業への取り組み
 留学することができませんでしたが、その代わりに、普段の学校生活にしっかりと取り組み続けることができたことはプラスの要因だと考えております。また、現在15名のうち約3分の2の生徒は部活動に所属しており、主力として活躍しています。空手部の生徒は見事、全国大会出場も決めて、文武両道を実行してくれています。
 9月11日の文化祭においては、クラス企画でカジノを実施し、学年として最優秀出展賞をいただきました。10月23日には、先輩である6年I組との懇談会を実施しました。今まさに受験に向けて全力で毎日を過ごしている先輩方との交流を通して、自分たちの進路について、より具体的なアクションプランについて考えるきっかけになりました。また、10月29日には、例年5月に行われている鎌倉研修を実施し、クラス内の親睦を深めることができました。

4.非日常を楽しむ
 本来であればオーストラリア研修中に訪れるはずであった、提携校のTrinity Lutheran Collegeとの交流会もオンラインで11月19日に実施しました。それぞれが事前に、お互いがそれぞれの国に興味のある内容についてビデオを作成した上で、当日はそれぞれの質問に答えるという形式で進めました。同年代のナチュラルスピードの英語に躊躇しつつも、熱心に内容を伝えているのが印象的でした。

 また、11月25日には、学研プラス様のご協力のもと、Tokyo Global Gatewayのオンラインレッスンを実施しました。専用のアプリを用いて、まるで本当にお台場のTokyo Global Gatewayにいるような気分でネイティブ講師のレッスンを受けることができました。まだ日本で2校しか体験していないレッスンということで、非常に貴重な機会をいただくことができました。

5.今後に向けて
 以上のように、今年度はオーストラリア研修は実施できませんでしたが、コースとしてのスタンダードは変えることなく、多くの貴重な経験を通して、生徒たちは日々成長を続けています。これまでの学びを生かし、まずは2月14日に実施されるニューズプレゼンテーションに向けて、引き続き、感謝の心を忘れることなく取り組んでまいります。