1年生の自分プロジェクトでは、「命について考える」をテーマに学習してきました。これまでの学習では、防災・避難生活について学び、生き残る術と正しい判断を身に付けました。そして今年度のまとめとして、障害のある人の災害時の備えと避難、そして私たちにできる支援とは何かについて考えました。
今回は、立命館大学障害学習支援室支援コーディネーターの酒井春奈先生に、Zoomにて講演をして頂きました。酒井先生は、文科省からの補助を受けて東京大学が取り組んでいるプログラム事業であるPHED(障害と高等教育に関するプラットフォーム)の、SIG-EP(災害等の緊急時対応に関する専門部会)メンバーとして、被災時の障害のある人への支援について研究されています。今回は、「障害のある人の災害と備え~誰一人取り残さないために~」をテーマに、障害をもった方へのサポートについて学びました。今回学んだことをもとに、すべての人が安全に避難できる体制作りに、中学生にもできることを実践していきたいと思います。
酒井先生におかれましては、当初本校に来て頂く予定でしたが、コロナによる緊急事態宣言により、Zoomによる講演に変更させて頂きました。急なお願いに対して、快く講演を引き受けて頂きましたこと、心から感謝申し上げます。
【講演】
日 時:2月4日(木)14:50~15:35
講 師:立命館大学障害学習支援室支援コーディネーター 酒井春奈先生
テーマ:「障害のある人の災害と備え~誰一人取り残さないために~」