【中学3年生】ドラマ講座「演劇のしくみと見方」

2021.05.20

 5月13日(木)、中学3年生では総合学習の時間にドラマ講座「演劇のしくみと見方」を実施しました。この授業に際し、特定非営利活動法人ドラマケーション普及センターの講師の皆さんにご指導をいただきました。今回は翌日行われる芸術体験授業をより理解するための事前学習として実施しました。まず、幸野先生より演劇を構成する役割、制作の全体像についてお話をいただきました。その後、演劇稽古の流れ、立ち位置の違いや音響の影響について、実演をして頂きながら学びました。実際に演じて頂いた皆さんはプロとして活躍されていて、ひとたび演技に入ると、周囲の空気は変わり、見ている生徒たちは引き込まれていました。
 最後に、講師の皆さんから翌日の演劇を見る上で、次のようなアドバイスをいただきました。
・どのセリフでどんな音楽が流れているか
・人間関係によって立ち位置、距離感はどのように変わるか
・喋っていない人はどのような演技をしているか
 9月の文化祭で生徒たちは演劇を行います。それに向けて、「演劇を作り上げるには皆の共同作業が必要。主役だけでなくアイデアを出し合い、楽しい劇にしていこう」というメッセージをいただきました。生徒たちは、演劇を見る上での新しい視点を得たのと同時に、自分たちが演じるということへの期待も膨らんだようです。今回も多くの学びを与えてくださったドラマケーション普及センターの皆さんに心より感謝申し上げます。