【弓道部】県総体結果報告

2021.06.13

全力で戦い抜きました!

 6月12日、13日の日程で千葉県高等学校総合体育大会弓道競技が千葉県総合スポーツセンター弓道場にて行われました。
 両日とも天候に恵まれ、12日は男子、13日は女子の試合が行われ、高校3年生にとっては、この3年間の集大成となるこの大会、これまでの稽古の成果のすべてをぶつける、熱戦が繰り広げられました。
 団体は5人制で行われます。男子も、女子も正射必中を心がけて積み重ねた日々を表現するような、そして何とか的に、という選手たちの思いが伝わってくるような、そんな射でしたが、的中を伸ばすことができず、準決勝には勧めませんでした。たった4本しか引けない県総体。その4本に全身全霊をつぎ込んで戦っている姿はとても胸を打つものがありました。
 個人では、男子団体で4射3中の櫛田君(6年)、女子個人予選で同じく4射3中の坂本さんが準決勝に進出しました。また櫛田君は準決勝でもさらに4射3中させて決勝に進出、ベスト18入りを果たしました。
 今年の6年生は、昨年から続くコロナ禍で全く稽古ができない期間があったり、稽古の時間や内容に制限があったり、合宿や試合が行えなくなったりと、様々な困難な状況の中で懸命に弓を引き続けてきました。結果は満足のいくものではなかったかもしれませんが、多くの困難を乗り越え、最後の大会までやり切ったことこそが財産となり、これからの大学受験という新たな戦いにおいても力となって、勝利へと突き進んでくれることと思います。