前期保護者学級が行われた6月12日(土)の夜、麗澤高校の寮(麗寮)では「保護者学級寮プログラム」が行われました。17時30分から、飛沫対策のパーティションが設置されている食堂けやきにて、親子で夕食をとりました。

　その後、「寮紹介」として生徒が作成したスライドを使用して「男子寮、女子寮の生徒による寮紹介プレゼン」です。寮の日課や年間イベント、各部屋や寮生個人の紹介が行われ、保護者のみなさんに日頃の寮生活の様子をお伝えしました。寮の様子を5年(高２)の企画係の生徒が伝えてくれ、会場内は和やかな雰囲気に包まれました。その後、校長から「寮生活を経験する意味」と題してお話しいただきました。校長は、その意味を「親(家族)の有難みが分かる。相手の気持ちに配慮する経験。ストレスやトラブルに対応する力が養われる。自制心が身につく。」とまとめられました。

　19時からは、各寮に分かれて、日課となっている「夕礼」の見学会と「体験発表会」です。体験発表では、4年(高1)、5年(高２)、6年(高３)が1名ずつ、これまでの寮生活での学びや気づきについて発表しました。生徒の発表や成長に、涙ぐむ保護者や寮生の姿が見受けられました。また、女子ラグビー寮では、自分たちの活動状況をスライドで紹介して保護者に報告しました。親元を離れての寮生活は、もちろん大変なこともありますが、寮生活に前向きに取り組み、3年間様々な立場を経験することで、自分を知り、他者を思いやる力を育むことができます。今後も、お互いに協力し成長していきましょう。

　今年度も麗澤高校の麗寮では、コロナ感染対策に最大限配慮しつつ、8月21日～22日の1泊2日サマーチャレンジ寮体験を実施する予定です。(内容変更の可能性もあります。)2ヶ月前の6月21日から、HP上でお申込み可能です。全国の中学2年生、3年生のみなさん、「他では体験できない、高校3年間での寮生活」を体験して自分を成長させてみませんか？みなさんのご参加をお待ちしています。サマチャレお申し込みはコチラ