7月24日(土)と26日(月)にフクダ電子ヒルスコートで第77回私立学校テニス大会が開かれました。この大会は、新人戦のシードに関係する非常に重要な大会です。
24日の予選トーナメントにおいては、初戦の昭和秀英に5-0で勝利、2回戦の翔凛には3-0で勝利することができました。予選トーナメント決勝は、春の総体で負けた東京学館浦安との試合でした。春は1ポイントも取れませんでしたが、今回はシングルス2の大澤真翔君(4年)が6-2で勝利することができました。また、ダブルス2でも大西力君(5年)と岡野弘明君(5年)のペアが相手を5-3まで追い詰めましたが、残念ながら全体の勝敗が決まってしまったために打ち切りになってしまいました。試合には負けてしまいましたが、春からの成長を感じられる試合となりました。
26日の決勝トーナメントにおいては、初戦の市川高校には5-0で勝利することができました。準々決勝はジュニアの選手が多数在籍する東葉高校との試合でした。選手たちは全力でプレーしましたが、残念ながら0-5という結果になりました。その後、順位戦においては拓大紅陵と試合を行いました。強力なシングルスの選手が3名揃っており、麗澤高校はシングルス1とシングルス2が負けてしまいました。しかし、2本のダブルスはそれぞれ6-0で快勝すると、最後はシングルス3の鈴木大賀君(4年)の試合次第となりました。声を出しての応援が禁止の状況で、必死に拍手で鈴木君を鼓舞します。一進一退の、緊張感のある試合展開でしたが、鈴木君の勇気を振り絞ったサービスやストロークに相手がミスを重ね、最終的に6-3で勝利することができ3-2で拓大紅陵に勝つことができました。このような息詰まる試合を通して、選手たちは次につながる貴重な経験を積むことができました。
感染拡大で非常に大変な時期にこのように試合をさせていただけることに感謝をするとともに、学校内外での感染防止の徹底を今後も続けてまいります。応援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。