令和3年度の麗鳳祭(文化祭)が始まりました。
今年度は9月9日(木)に柏市民文化会館で文化発表会、10日(金)~11日(土)に本校で展示会を開催します。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続き、会場実施とオンライン配信を組み合わせた「ハイブリッド文化祭」の形式で、換気、手指消毒、マスク着用の徹底、生徒の分散登校、保護者を含めた学外者の来場禁止、文化発表会の無観客開催、展示会の分割開催、教室内の人数制限など、万全の対策を講じています。
初日は柏市民文化会館大ホールでの文化発表会です。初めて「無観客リアルタイム配信」という形で実施し、在校生や保護者の方には自宅や教室から視聴いただきました。出演は吹奏楽部、日本文化部、和太鼓研究会、演劇部です。
開会宣言の後、中学吹奏楽部の演奏でスタートしました。曲目は「ディズニー・スペクタキュラー」「群青」「sing sing sing」です。明るく軽快な演奏で盛り上げてくれました。続いて高校吹奏楽部が登場し、「オーメンズ・オブ・ラブ」「塔の上のラプンツェル・メドレー」「PIRATES OF THE CARIBBEAN」「HOLLYWOOD MILESTONES」「J-POP STAGE スタジオジブリ名曲集」「宝島」を披露。高校生ならではの完成度の高い演奏が見事でした。
2つ目の団体は日本文化部です。曲目は「螺鈿」「鬼滅の刃より 紅蓮華」です。日頃あまり耳にすることがない箏ですが、その魅力を存分に伝えてくれました。特に「紅蓮華」は、箏の音色の重なりが素晴らしく、物語の舞台が目に浮かぶようでした。
3つ目の団体は和太鼓研究会です。曲目は「三宅太鼓」「ぶち合わせ太鼓」「秩父屋台囃子」です。前の2団体とは打って変わって、大きな音と迫力ある動きで魅了しました。同じ和太鼓でも、曲によってさまざまな表情があり、和太鼓の素晴らしさが伝わってきました。
最後を締めくくるのは演劇部です。演目は『カンパニュラのしおり』です。開演と同時に舞台に引き込まれ、迫真の演技と演出に、60分があっという間に過ぎていきました。
今回はCM大賞の発表などもオンライン上で行われました。発表を直接会場でご覧いただくことはできませんでしたが、画面を通じて、素晴らしい演奏や演技が伝わったことと思います。