【高校男子テニス部】新人戦(団体)千葉県ベスト8

2021.10.26

悔しい敗戦を乗り越えて

 

 令和3年10月16日(土)と18日(月)に令和3年度千葉県高等学校新人体育大会テニス大会(男子団体)が行われ、麗澤高校は千葉県ベスト8という成績を収めました。

 初日は、県立柏の葉公園の庭球場で試合が行われました。初戦の鎌ヶ谷高校は全選手緊張の中での試合でしたが、丁寧なプレーを心がけることでポイントを重ね、勝利することができました。2回戦では、春の大会で苦戦をした長生高校との試合でした。シングルス1の選手は、非常に攻撃的なショットで試合を展開し、部長の山本君も苦戦を強いられます。しかし、最後まで諦めずに戦い続けた結果、しっかりと勝利し、エースとしての頼もしさを感じさせてくれました。春の試合からのお互いの成長を感じることのできる試合でした。3回戦は市川東高校との試合でした。ボールのスピードの速さや、粘り強さなどが際立つ強敵でしたが、麗澤の選手たちもしっかりと対応し、勝ち切ることができました。ダブルスでは副部長の相原君の強烈なサーブポイントや同じく副部長の木津君のボレーでのポイントが際立っていました。

 2日目は、柏の葉庭球場で試合が行われました。ベスト4をかけて試合をする相手はジュニアの選手を多数擁する東葉高校でした。7月の私学大会でも敗れた相手でしたが、今回はその悔しさを晴らすべく選手たちは日ごろの練習に励んできました。シングルス1では部長の山本君が自分のサービスゲームをしっかりとキープして試合を進めました。ダブルス1の木津君と岡野君は何とかポイントをもぎ取ろうとお互いに声を出し、1ポイント1ポイントを全力でプレーしていました。シングルス2の大澤君は何とか先輩を勝たせたいという気持ちで自分の持ち味を出せるように積極的にプレーしました。ダブルス2の相原君と船越君もテンポの速いプレーに対応すべくフットワークを意識して戦いました。シングルス3の鈴木君は打ち切りのために試合がほとんどできませんでしたが、県で上位の選手相手に互角に戦っていました。結果は負けてしまいましたが、春、夏、秋と確実に選手たちは力をつけているということを実感することができました。また、敗北した東葉高校が新人戦で優勝し、目指すべき存在がはっきりと選手一人ひとりが認識できたのも収穫でした。

団体戦試合結果

2回戦  5-0 (鎌ヶ谷)

3回戦  4-0 (長生)

4回戦  4-0 (市川東)

準々決勝 0-4 (東葉)

 11月6日・7日と白子で行われる新人戦県大会(個人の部)には合計6名が参加しますが、そこでこの悔しさを晴らすべく、選手たちは練習に励んでいます。学習にも手を抜かず、保護者の方や教員からも応援していただけるような部活動を目指してまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。