11月7日(日)柏市弓道場において、千葉県高等学校弓道新人大会第5地区予選会が行われ、麗澤高校が男女団体、個人ともに県大会出場を決めました。
今回の新人戦地区予選は、新型コロナウィルス感染症の拡大予防のため、参加校を2つのグループに分け、午前と午後に分けて行いました。本校は午前の部に出場。試合は女子の団体・個人を2立ずつ、その後男子の団体・個人を2立ずつ行うというような形で進められました。
まず行われた女子の立。団体の1立目は硬さが目立ち、12射1中という出だしに。しかしそこで試合をあきらめることなく、2立目には5年生の桑原さんが4射皆中するなど立て直し、合計的中を8射として苦しみながらも県大会出場を決めました。個人では、5年生の日永田さん、草刈さん、加藤さんが8射4中で団体で皆中した桑原さんと共に県大会出場を決めました。
続いて行われた男子の立。こちらも団体メンバーは精度が上がらず12射3中と苦しい出だしに。ここで男子も女子に負けじと2立目は4年生の構君の4射3中の活躍もあり、粘り強く戦って県大会出場を決めました。また構君は個人でも合計8射4中で県大会出場を決めました。
今回の大会はコロナ禍による1カ月余の活動停止や課外講座などで例年にないほどの稽古不足の中で迎えました。また4日前のリーグ戦で大敗していたこともあり、不安を抱えながら臨んだ選手も少なくなかったと思います。しかし、そうした敗戦の中から立ちあがり、そこで痛感した自分たちの足りない部分と向き合って、もがいた成果が、今回の県大会出場という結果につながっていると思います。1立目の内容を振り返って短い間で修正しカバーする粘り強さ、1立4本の中で懸命に修正しながら、良い射を目指していく姿勢が随所に見られました。大会後、まだまだ納得のいく結果ではない、という表情をしている選手たちがとても頼もしく感じられました。県大会は11月13、14日に千葉県総合スポーツセンター弓道場で行われます。感染予防のため、大会を直接応援をしていただくことはできませんが、自分たちの納得のいく射を求めて、さらに精進してまいりますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。