【男女寮】親子での気づき 後期保護者学級

2021.11.09

11月7日(土)後期保護者学級が行われました。特に、寮生にとっては年2回保護者が来園され、寮での活動や成長を伝える貴重な機会です。

寮のプログラムは二部制です。

第一部は、食堂けやきで、「親子会食」「校長あいさつ」「6年(高校3年)保護者2名による保護者体験発表」「教頭あいさつ」です。お一人目の保護者は、お嬢さんが寮生活中に足の負傷のため車いす生活を余儀なくされた時、仲間の寮生から受けた支援や、多くの方に支えられて寮生活が送れたことへの感謝の気持ちや、お嬢さんの心の変化を語ってくださいました。卒業生でもあるお二人目の方は、恩師の松本校長の話で場を和ませ、以前の寮生活からの時代に伴った変化と息子さんが麗澤教育を受けられたことや周囲の方々への感謝を述べられました。

第二部は、校舎や寮に場所を移し各寮に分かれ、日課である「夕礼」参加と「生徒の体験発表」です。日頃から、寮役員所見、週番所見、心のカレンダーからの研究発表と寮生は人前で自分の意見を伝える場面が多くあります。そのような日々の活動を通して、自分や他者を客観的に見つめる活動を行い人間力を高めます。ラグビー部寮では自作したpptを使用して保護者の方に活動報告をし、感謝を伝えました。そして「生徒発表」では、どの生徒も自分自身の体験や学びを見事に言葉でつづり発表しました。

【生徒の発表から一部抜粋】
・どんなときも私の気持ちを尊重して⽀え続けてくれて、いままでどれだけ頼ってきていたのかを実感しました。離れたことで⼼から家族のありがたみを実感し、いままでの当たり前が当たり前ではないことに気付かされました。(4年)
みんなと関わる必要があるし、常にお互い影響を受けあっているため、不満を持ったり、自分との違いに戸惑うこともありました。ですが、自分たちの意見を伝え合うことで、人間関係の修復の仕方を学びました。そして、個性を知るだけでなく受け入れなくてはみんなが気持ちよく生活することはできないということを知りました。(4年)
・これからは、自分たちを注意してくれる人はいなくなって、下級生を注意できるのも私たちしかいなくなります。・・略・・しっかりやる時と遊ぶ時のけじめの見本を示す、その行動を取る覚悟を決めるのが今の私に必要なものだと思います。(5年)
・「女子寮は宝の山」と私が4年(高校1年)の時に寮長さんがおっしゃっていました。私は寮に入って多くの宝物を見つけることができました。一番の宝物は何と訊かれたら「女子寮で出会った素敵な人たちとの縁」だと答えます。(6年)

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