【中学3年生】本校生徒考案の健康体操を近隣の高齢の方にプレゼント

2021.12.23

 本校の中学3年生篠﨑さんが、近隣の高齢者向け住宅「麗しの杜」利用者の方に向けて健康体操を考案し、動画にして提供させていただきました。この篠﨑さんの取り組みは今回で3回目となります。
 篠﨑さんは、昨年中学2年次に総合学習のキャリアプロジェクトで、「麗しの杜」を利用されている高齢者の方の健康が増進するよう体操を開発し、提案しました。篠﨑さんが習っているバレエと高齢者の健康が結びつかないかというアイデアが、プロジェクトのはじまりでした。そして、その体操は高齢者の皆様にご好評をいただき、毎日使っていただいているというご報告をいただきました。そのお知らせを受け、よりご高齢の方が動きやすいように、より覚えやすいようにと改良を加え、今回3つめとなる体操の考案に至りました。
 今回の体操の特徴は、篠﨑さんが新たに始めた手話ダンスの要素が入っています。音楽の意味に合わせた簡単な手話を入れる事で、脳の活性化にも有効であると篠﨑さんは考えています。この映像を「麗しの杜」にお届けした際、利用者の皆さんにご挨拶をする機会がありましたが、篠﨑さんが前に立つと「体操の人だ!」「テレビの人だ!」と声をかけていただきました。これまでのプロジェクトの成果が直接返ってきて、篠﨑さんも嬉しそうでした。麗澤の総合学習での自分を活かし、他を活かす取り組みの結果がこのように広がっていっていることはとてもありがたいことだと感じております。この機会を与えてくださった「麗しの杜」の皆さんに心より感謝申し上げますと共に、麗澤のプロジェクトを経てどんどん伸びていく本校生徒に敬意を表します。ありがとうございました。