【中学1年生】特別講話 

2022.02.26

「あいさつで人生は変わる」

224日(木)中学1年生は大久保俊輝(おおくぼ としき)先生にご来校いただき、特別講話をしていただきました。大久保先生は、千葉県の小中学校で校長先生を歴任された後、現在、亜細亜大学特任教授として、学校の先生を指導する仕事をされています。またモラロジー道徳教育財団でも特任教授をされており、不登校問題、障がい児問題など、多彩な問題に専門家として取り組んでおられる先生です。

教育現場に長く携われている大久保先生のお話には、生徒の興味を惹くようなお言葉が多く散りばめられており、「あいさつで人生は変わる」というテーマから、たった一度の挨拶がどれほど重要な意味をもつのかということを深く考えるきっかけを与えてくださいました。その中で最も印象的だったのが、「挨拶というのは、『明るく、いつも、先に、続ける』ことが大切」というものでした。挨拶というのは本来、相手の気持ちを良くするためにするものであり、ただ儀礼的にするのでは本当の挨拶とは言えないということです。また、「照れくさいからと言ってやらないでいることが最も恥ずかしいこと」というメッセージも、挨拶をすることに苦手意識のある生徒たちの心に深く刺さったようです。

大久保先生のお話を聴講した後、早速、大きな声で元気な挨拶をする生徒も見られました。日頃から「挨拶をしなさい」と指導を受けることの多い生徒たちですが、大久保先生から「相手の心に届くあいさつをしなさい」と教えていただけたことによって、改めて挨拶の大切さを実感できたようです。麗澤中学校が素敵な挨拶であふれる学校になるよう、今回の学びを一人ひとりが実践していきたいと思います。大久保先生、ありがとうございました。

 

<生徒の感想 (抜粋)>

・ぼくは今まで、いつもちゃんとあいさつをしていなかったと思うので、これからは『明るく、いつも、先に、続ける』を意識して学校にいる警備員の方、先生、友達や近所の人や家族にもしっかり「おはよう」や「ありがとう」などのあいさつをしていきたいと思う。

・改めてあいさつの大切さを学べました。考えてみるとテーマパークであいさつをされたときはワクワク感が高まる気がします。あいさつは当たり前のことのようで大きな力を持っていることに気が付きました。

・最初はあいさつでは人生は変わらないと思っていたけど、お話を聞いてみて、あいさつはすごく大切なものだと思った。誰かが傷ついていたら、他人事などとは考えていられない。だからこそ、まずは、今からでもできるあいさつをしていこうと思った。