【言語技術科×英語科】4年生希望者による朗読パフォーマンスを実施

2022.03.01

 高校4学年では希望者を対象に、言語技術科の北岡先生と英語科の林先生に、スタディサプリENGLISHで基礎講座講師やコーチトレーナーを勤めていらっしゃる山田治先生を加えた講師陣でジョイント授業(全8回)を実施。令和4年2月24日(木)には、生徒達がその成果を発表する場として「朗読パフォーマンス」のリサイタルを開催しました。
 今回の授業で扱った教材は、いま世界中で話題になっている作品であるチャーリー・マッケジー著『ぼく モグラ キツネ 馬』で、全8回のプログラムでは、(1)日本語によって文学作品を分析し、(2)英文法の観点から物語をハートで感じ・音声学に基づいた英語の調音方法を学び、(3)英語という音声に自分の「ハート」を乗せて「表現」する、という3つのステージに分けた授業を実施しました。
 同じ物語でも、それを「分析・解釈・表現」する人が違えば、当然異なるストーリーやメッセージとなり聴衆に届くことになります。言語技術と英語の授業において、物語を分析・解釈した生徒たちは、共に英語劇を通じて英語力を磨かれた山田先生と林先生の力を借りながら、自分なりの表現を模索し、トレーニングを重ねてきました。そして、本番のリサイタルでは、2チームに分かれた生徒達がそれぞれの表現で、聴衆の心に温かいメッセージが届く、感動的な朗読を披露してくれました。