男女寮では6月16日(木)～19日(日)の3泊4日で、麗澤中学3年生の希望者20名を対象にスプリングチャレンジ寮体験を実施しました。寮生活でのコロナ対策に加え、参加者にも事前の健康チェック表の提出などを徹底して実施しました。

　最初は緊張気味でどのように過ごしたらよいかわからない様子だった３年生も高校生と一緒に過ごし同じ日課をこなすうちに、すっかり寮生のようにふるまっていました。平日の夜に設けられている２時間から３時間の自習時間では、高校生の学習する様子を見て刺激を受け、学習にしっかり取り組んでいました。

　3日目の夜には、高校生が企画したレクリエーションを男女寮合同で行いました。異学年、男女混合のチームを作りソフトドッジボールとビンゴ大会です。景品もあり高校生が場を盛り上げてくれ、とても楽しいひと時を過ごしました。その後、れいこう麗澤会(本校の同窓会組織)からの差し入れのシュークリームをおいしくいただきました。先輩との懇談で寮生活や高校生活について様々なことを知ることができました。

　4日目は振り返りをして、閉講式を行い先輩に見送られ帰宅しました。

　親元を離れる不安はあると思いますが、寮生活では、多様化する社会で活躍するための人間力を養うことができます。多くの生徒に入寮し、充実した3年間を過ごしてもらいたいと思います。8月20日～21日には、外部の中学２，３年生対象のサマーチャレンジ寮体験も実施します。高校受験するみなさん、ぜひご参加ください。お申込みフォーム

【参加者の感想】
・今まで、自分がどれだけ親に頼ってしまっていたか実感することができました。
・早寝早起きの大切さを改めて実感しました。体験中は部活でも体がよく動きました。また、授業中もいつもより集中することができました。
・とても楽しく充実した時間を過ごせました。自習時間では、みんなも勉強しているのが見えたので「負けていられない」と思い苦に感じませんでした。お風呂や談話の時間では、先輩と話して人生の教訓を教えてもらったりしました。
・先輩や友達に分からないことを教えてもらうことが多く、自分自身が生活する中で、人にこんなにも助けてもらっているのだと自覚することができました。
・先輩方がとても優しく教えてくださったお陰で、とても楽しく過ごしやすい寮体験を送ることができました。
・時間通りの行動やすれ違う時の挨拶も、相手のことを思ってすると自然とできるようになり、「失礼します」や「ありがとうございます」という言葉が言えるようになりました。日常生活に戻っても相手を思いやる心がけをしていこうと思います。