高校空手道部 関東大会&インハイ予選報告

2022.07.02

6月10日(金)~12日(日)、第51回関東高等学校空手道大会に出場しました。この大会は1都7県の各都県上位4校(個人は4選手)が出場するレベルの高い大会です。

本校男子団体形は千葉県3位チームとして、また女子団体形は千葉県4位チームとして参加。本大会は、第1Round8校中4位までが第2Roundに進出できるものですが、本校男子は9校中6位、女子は8校中6位という成績で敗退しました。

結果的には平凡な成績ですが、この大会にむけた入念な稽古、前日・当日のメンタルを含めた準備、本番の集中力、どれをとっても満足できるものでした。どの選手に聞いても悔いがないというコメントが聞け、「自分たちの力を十二分に出せた」という意味では最高の結果といえると思います。競技をやっている以上、勝負はあります。相手との勝負は大切です。それ以上に大切なことは、弱い自分に克ち、自分の持てる力を発揮できるかどうかという自分との勝負があります。後者の意味では今大会は選手たちにとってもチームにとっても心から有意義なものであったとえいます。応援に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

また、2週間後の6月25日(土)~26日(日)にインターハイ予選がありました。この大会では団体形競技種目はなく、個人戦や団体組手で出場しました。個人組手では出場選手4人とも初戦を勝ち抜き(2回戦で優勝選手と接戦の末惜敗する選手もいました)、個人形では出場4選手ともにベスト16以上に入るなど、しっかりと麗澤の爪痕を残すことができました。団体組手でも強豪校相手に引き下がることなく勝負しましたが、ベスト8で敗退しました。

これにより6年生5人は引退となり、受験勉強に専念します。見事に範を示してくれた6年生の背中を追い、下級生が麗澤空手の伝統を継承していきます。特にこの4~6月は、チームとして心が一つになり、麗澤空手道部としての誇りを肌で感じられる有意義な時間でした。部活動と勉強の両立をあたたかく見守り、応援してくださったご家族の皆様、指導・支援に関わってくださったOB・OGの先輩方に心より感謝申し上げます。