6月29日から7月2日までの4日間、「AE通い合宿」を実施しました。新型コロナウイルスの影響で今回は宿泊での実施は見送りましたが、AEコースの一員としての意識、学習へ向かう姿勢、学年を越えたAEコースの繋がりを学ぶ場として、生徒が主体となって企画し、宿泊を省いた形での「AE通い合宿」を実現しました。
AEコースの3年生から1年生が一堂に会して行った開会式では、合宿実行委員、各クラス担任、通い合宿への心構えに関するお話がありました。1学年部長からは、3月に卒業したAEコースの先輩からのメッセージを紹介しながら、「ただの自習会ではない。一生懸命やることがかっこいいという環境」、「自分という存在、クラスという存在を見つめ直し、周囲の人の支えで自分自身が成長できていること、そして自分も誰かの成長の糧になっているということに気づける場」としての合宿の意義が示され、「手が疲れる勉強ではなく頭が疲れる勉強を」という励ましの言葉がかけられました。
毎日の自習時間の最初には、自己紹介ゲームや頭を使う難問に取り組む時間など、合宿実行委員が企画、運営するレクリエーションがありました。3学年混合でのグループに、最初は緊張した様子がみられましたが、この時間を通じて徐々に学年を越えた交流が生まれました。脳が活性化した状態で自習に移行することができ、また先輩に質問しやすい雰囲気も生まれた様子でした。
また、勉強法をプレゼンテーションする時間も設けられ、3年生2名、2年生1名が、それぞれ暗記の仕方、英語、数学をテーマにプレゼンテーションしました。自身の体験を楽しみながら力をつける方法を共有しました。どの学年の生徒も熱心にメモをとりながら話を聞き、お互いの勉強法を吸収することができたようです。
閉会式では実行委員、3年担任からのお話、そして校長先生から「AEコースに期待すること」と題してお話がありました。AE4日間のプログラムを終え、生徒達は清々しい表情で帰っていきました。三日後には期末考査を控えています。この合宿で培った力を存分に発揮してくれることと思います。