シングルス3本、ダブルス2本の計5本で競う関東選抜大会の千葉県代表を決める新人テニス大会は雨で順延となり、10月9日~12日にかけて県立柏の葉庭球場と白子共同コートで行われました。
私学大会で第5位だったため、今大会でのチームの目標はベスト4に入ることでした。この大会ではシングルス1中新ゆずりは、シングルス2長坂日菜、ダブルス1小西美波・小山莉央、ダブルス2には宮木咲夏・草間朱里と草間朱里・吉田桃優、シングルス3には吉田桃優、宮木咲夏、埜田ここみを対戦相手によって変えた起用でベスト8まで順調に勝ち上がりました。ベスト4をかけて準々決勝で戦ったのは私学大会において僅差で負けた千葉敬愛高校。今度こそは“勝つ”という強い気持ちで自然と気合が入りました。シングルス1、シングルス2、ダブルス1は前回と同じオーダーでしたが前回シングルス3だった吉田をダブルス2に起用してダブルス2に吉田桃優・草間朱里、シングルス3に宮木で試合にのぞみました。
5面同時に始まった試合はやはり接戦となりました。打ち合いとなったシングルスでは前回同様、シングルス1が勝ち、前回タイブレークで負けたシングルス2が6-2と快勝し、相手にプレッシャーをかけました。駆け引きとポーチ合戦が繰り広げられたダブルス1は競っていたものの、相手にペースを握られ3-6で落とし、勝敗はダブルス2とシングルス3に託されました。1-4とリードを許していたシングルス3は粘りに粘って長いゲームとなり、じりじりと追い上げていきます。ダブルス2は序盤に硬さがみられましたが、練習してきたことを信じて集中すると吉田と草間のボレーが決まだし、4-3とリードします。4-4と追いつかれた後も落ち着いたプレーで5-4とし、そのまま勢いに乗って6-4で競り勝ち、チームを勝利に導きました。勝った瞬間、その歓喜をチーム全員で共有することができたことは素晴らしい体験でした。決勝進出をかけて戦った東葉高校には敗れましたが、順位決定戦で幕張総合高校に勝ち、第3位。チーム全員で戦いつかみ取った勝利でした。
私学大会で敗れた時は悔しい思いをしましたが、課題であったダブルスのポーチ、サーブの練習に取り組み県大会でリベンジを果たすことができたのは嬉しいことでした。10月28日30日に行われる個人戦でも上位を目指して頑張りたいと思います。応援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(顧問 丹羽眞樹子)
団体戦結果
1回戦 麗澤 5-0 市立千葉
2回戦 麗澤 4-0 薬円台
3回戦 麗澤 3-0 国分
準々決勝 麗澤 3-2 千葉敬愛
準決勝 麗澤 1-3 東葉
3位決定戦 麗澤 3-2 幕張総合