12月末と1月5日、6日に新寮役員研修や寮生研修を行いました。まずは、教育効果を維持しつつもより過ごしやすい寮生活を目指して、生徒たちの問題提起による自分たちの生活の改善点の話し合いや、令和5年の女子寮目標の決定を行いました。令和5年の女子寮目標は「星月夜」です。月は出ていないが星が明るく輝いている夜という意味ですが、「月」という主役が無くても、寮生一人ひとりが「星」のように輝き「星空」という素晴らしい美しさを表現するように、それぞれの輝きを大切に生活して最終的には全員で素晴らしい寮生活を築こうという思いが込められています。

寮生活の改善点は、主に5年生(高校2年生)が寮全体に配慮しつつ改善策を提案し、他の寮生や他学年の生徒に対しての説明、協議を通じて、全員が納得する方法を決定していきます。このような活動を通して、自分の考えを持つことの大切さや、周囲への発信力や説明力、実践力を培います。

また、今回は助産師である外部講師の小川幸子先生をお招きして「自分の体いたわって」と題して講話をいただきました。「女性の体や生理痛のメカニズム」「生理痛の対処法」などについてお話しいただき、対処法として「ツボ」「アロマ」などの実演があり、生徒は楽しく興味深く参加しました。

校長講話では「予想困難な時代の学び」と題して、今後社会で問われる力についてお話があり、最後は「あなたはなぜここにいるのか？寮生活をするのか？」と、この年頭に自身に問い直し、有意義な一年を送ってくださいと締めくくられました。

研修で感じた思いを大切に、この1年も楽しく充実した生活で成長して参ります。