【4年生(高校1年生)】特別講話「農業から考える持続可能な未来」

2023.02.08

職業・進路研究の自分プロジェクト SDGs研究会の生徒発案による特別講話

 

2月2日(木) 高校1年生の進路学習の一環としてちば東葛農業 協同組合の川島翔平さんと地元柏で岩立ファームを経営されている岩立昌之さんと岩立友紀子さんによる特別講話を実施しました。今回の特別講話は、SDGs研究会の生徒が発案・企画し、当日も講師の方々と生徒とでトークセッション形式で行われました。

今回の企画のきっかけは、SDGs研究会で行っている農業支援の活動でした。SDGs研究会では、若者の農業への関心が薄れていることを問題視し、農家の方や関係者の方に直接お話をきくなどして、農業の現状や課題の調査を行ってきました。この取り組みを通して生徒たちは同世代である学年全生徒にも「自分ごと」として一緒に農業について考えてほしいと思うようになりました。そこから東葛農業 協同組合の川島さんに生徒たちが自分たちで依頼して、今回の特別講話が実現しました。

 講話では、農業の現状と課題の話からはじまり、岩立さんからは農業のやりがいと苦悩などの実情をお話いただきました。また、講演の中では大学芋を生徒全員で食べました。この大学芋はSDGs研究会の生徒が学校の中庭で栽培・収穫したサツマイモを地域の方に加工してもらったものです。生徒達は普段過ごしている学校の敷地内で栽培されたものを口にして、農業というものをより身近に感じている様子でした。

講話の中では時折、農業・農家によらず、将来の夢や進路への考え方についても話す場面もありました。生徒たちにとって、農業のことや自分の将来や夢のことを「自分ごと」として考える、とても貴重で、大きな刺激をいただける機会となりました。