【中学2年生】特別講話

2023.02.17

2月16日(木)6、7限、中学2年生は自分プロジェクトの一環として、本校卒業生であり、工具専門店「ファクトリーギア」の代表取締役社長をされている高野倉 匡人(たかのくら まさと)さんに特別講話をしていただきました。高野倉さんは工具の魅力を世界に発信するため、YouTubeやTwitter等のSNSを活用し、TBSラジオなど多数のメディアにも出演されています。

今回の講義では、ご自身が出演されている番組を通して、工具の紹介とその魅力、工具に興味を持ったきっかけをお話しいただいた後、ご自身の人生を振り返った動画とスライドショーを用いながら、「仕事とは何か」についてお話しくださいました。

講話の冒頭、高野倉さんは「かっこいい人とはどのような人か」という問いを投げかけ、それは外見や能力が優れた人を指すのではなく、行動力のある人とおっしゃっていました。そして、「仕事とは、何らかの価値を生み出すこと」であり、高野倉さんは「誰かを笑顔にできるかっこいい人になりたい」という目標を胸に、日々仕事をなさっているとお話しくださいました。生徒たちは、周りの人を大切にし、失敗や挫折を恐れずに挑戦し続ける高野倉さんのかっこいい生き方に多くの刺激をもらいました。

質疑応答では、生徒の率直な疑問に丁寧に答えてくださり、会場は終始明るく、温かな雰囲気に包まれていました。自分の将来の夢について考え始めている生徒たちにとって、「まだ目標が決まっていない人は焦る必要はない。変化の激しい時代だからこそ、当たり前を当たり前と思わないこと」「まずは自分を好きになり、どんな時も前向きに明るく、笑顔で過ごすことが大切」という高野倉さんのお言葉は、強く胸に響いたようです。

 

生徒の感想(一部抜粋)

・僕は将来なんの仕事につきたいのか自分でもわからず焦っていたのですが、今日の講話を聴いて自分が一番相手を楽しませて、うれしくなるような仕事をゆっくりと見つけていきたいと思います。

・今日の講話を聴いて、高野倉さんは自分の仕事にとても誇りをもっていることがお話や動画などからわかった。仕事はお金を稼ぐものだけど、本質はそうではなく価値を生み出すということだと知れた。

・自分で見つけた夢が失敗したとしても、他にもたくさんの可能性があるということを知って、焦らなくても大丈夫なのだなと思いました。また目標は自分で決めてクリアするということを私も大切にして、自分のことを好きになれるようにしたいなと思いました。