【男女寮】春期寮生研修実施

2023.03.20

次年度に向けてスタート

 

3月14日(火)麗澤高校の麗寮では、今年度の振り返りと次年度に向けて心構えをつくるために「春期寮生研修」を行いました。男子寮主任の挨拶の後、寮役員から寮目標の発表、男女各学年の代表者が今までの寮での学びについて発表しました。それぞれの学年での気づきや学びを堂々と発表しました。例年、この時期には、卒業生が来校し後輩に向けて「寮と学習」と題してアドバイスをしてくれます。今回は、昨年度卒業生の筑波大学1年の津田尚人さんと金沢大学1年の艫居美穂子さんが、来校し話をしてくれました。その後、この5年間寮に携わってくださった、英語科教諭の大塚智子先生から講話をいただきました。午前中の最後には、新年度に向けての志の作文を書いて締めくくりました。
午後は、男女寮に分かれ、寮役員中心に学年や係りでの話し合いを行いました。どの学年も和やかに、そして活発に話し合いがなされました。最上級生となる5年生(高校2年生)も、6年生(高校3年生)が寮の運営を退いてから、目に見えて頼もしくなってきました。多くの方からの講話や話し合いから、寮として個人としてしっかりと志を立てることができました。来年度の寮生活が益々楽しみになりました。

麗寮では、生徒が主体となって生活を運営します。生活を充実させるためには、寮役員や最上級生がリーダーシップ、フォロワーシップを発揮して協力する必要があります。また、4年生(高校1年生)は4月から新入生をお世話する立場になります。この研修は、次年度の方向性を確認する大切な機会です。今後も皆で協力して「楽しく 成長できる寮生活」を送っていきましょう。

【新年度に向けての作文より】
本当に部屋っ子(1年)のことを思うのならば、できていないことは注意しなければなりません。私は今まで人のことを注意したり、叱ったりする機会が多くありませんでした。人のできていないことを指摘するのは勇気が必要なことだと思います。しかし、私が部屋中さん(高2の先輩)からしていただいたように、できていたことは褒めつつ、言い方に気をつけながら注意できるようになりたいと思います。(高1)
・新年度は今まで以上に人との関わりを大切にして新しく入寮してくる四年生に幸せになってもらえるような寮づくりを目指し、自分も周りも成長できるような年にしたいと思います。(高1)
・自分自身の成長のため、仲間のため、ラグビー部のために、自分は今何をすることができて、何をすべきなのかをよく考え行動していきたいと思います。今年は、去年達成することが出来なかった「全国制覇」を目標に、さらなる高みを目指して、寮生活、ラグビー、学校生活を皆で一丸となって頑張っていきます。(高2)
・「やるべきことをやれるときに全力でやる」ことを意識しながら、有限な時間の中で最大限成長していきたいと思う。そして、人としては、どんなときも笑顔でポジティブな、周囲の人にやる気を与えられる人になりたい。(高2)