7月7日（金）に、本校中学１年生を対象に美術特別授業が行われました。

広い学園の敷地内を自由に歩き回りながら、木々や生き物を自由にスケッチするという内容でした。
まずは大教室で美術科教員が講義を行いました。そこでは五感を働かせて自然を感じることの必要性と、絵を描く上で重要になる第六感の存在についての話がありました。その後生徒は園内を自由に歩き回り、各々が書きたいものを探しました。木陰で友達と話しながらのんびりと絵を描く生徒もいれば、バッタの絵を描くために必死に追いかけまわっている生徒もいて、生徒の個性が発揮される1日となりました。

スケッチの後に行われた振り返りでは、「いつも素通りしている自然が今までと全く違うように見えた」や「草が湿っているのに気づけた」など、五感を働かせて自然を感じられていたことがうかがえる感想が聞こえてきました。生徒にとって、自然の良さを改めて感じられる貴重な１日になったようです。