6月26日（月）に、本校中学生を対象に、赤土豪一先生による探求学習特別講演会が開催されました。今回講師としてお越しくださった赤土豪一先生は、株式会社リクルートにて「スタディサプリ」における高校生向けキャリア教育プログラムの開発に従事された後、2021年に、教員向け専門誌「キャリアガイダンス」編集長に就任なさり、2023年には麗澤大学客員教授にも就任されています。

今回の講演会では中学1年生から3年生までの全生徒が集合し、生徒同士のディスカッションを交えながら会が進行しました。赤土先生が発表を求めると多くの生徒が挙手をするなど、非常に積極的な様子が見受けられました。

講演会のテーマは「VUCA時代を生き抜くために必須のスキルとは」でした。VUCA時代とは、社会が目まぐるしく変化し、未来の予測が困難な時代のことです。このような時代において必要となるのは「課題を発見する力」。そしてこの力を養うためには、「半径５ｍから始まる学び」が重要であると仰っていました。それには物事を様々な視点から観察する癖をつける必要があり、こうして普段から身の回りの様々なことに気づけるようになることで、今の時代を生きるために必要な「課題を発見する力」が身につくと教えてくださいました。

今回の講演会を通して、生徒は「物事を様々な視点で見る」ということを意識できるようになりました。これからの時代を生きる生徒にとって、非常に有意義な学びとなったはずです。講演をしてくださった赤土先生、本当にありがとうございました。