6月3日～4日、本校を運営する学校法人廣池学園は、創立者（法学博士・廣池千九郎）を同じくする公益財団法人モラロジー道徳教育財団との共催で、｢伝統の日・感謝の集い｣を開催しました。この集いは、両法人創建の目的を再確認するとともに、さまざまな先人・先輩の恩恵に感謝し、その恩恵に報いる心を新たにする日として開催されています。

6月3日は、次世代「志フェスタ」が食堂「けやき」にて2部制で開催されました。第1部では、国民栄誉賞を受賞された元プロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾氏（本校卒業生）による特別講演会が行われました。多くの生徒が参加し、貴重なお話を拝聴しました。第2部では、麗澤の未来に向けた若手の発表が行われ、SDGs研究会と寮生が登壇し、それぞれの活動や体験等についてスピーチを行いました。

6月4日は、第1体育館で開催された「感謝の集い」のオンライン配信を教室で視聴し、自然や先人・恩人への感謝の心を深めるとともに、未来に向けての気持ちを新たにしました。式典中に吹奏楽部が演奏・合唱を行ったほか、屋外ではSDGs研究会がブースを出展、多くの部活動や生徒有志がお弁当や飲み物の配布を手伝いました。

「感謝の心」と「思いやりの心」の大切さを生徒・教職員共々あらためて認識することのできた2日間となりました。