令和5年8月3日(木)に東京都にある東京武道館で全国中学生空手道選手権大会が開催されました。本校からは、千葉県予選で2位となり全国大会への出場権利を得た「女子団体形」という種目にエントリーをしました。
今年は3年生のキャプテン和田と坂井、2年生エースの末永で団体を組み、全国大会に挑みました。昨年先輩たちが越えられなかった壁を超えるため、チームの最低目標を「ROUND1を突破してROUND2に進出(ベスト32)」、最高目標を「ROUND2を突破しての準決勝進出(ベスト16)」にして、皆で頑張ってきました。
全72チームが8グループに分かれて実施されたROUND1。このROUNDは上位4チームだけが次のROUNDに進めるステージで、出場校の半分以上がふるい落とされます。このROUND1では、これまで一番時間をかけて練習してきた形でもある第1指定形「ジオン」を演武しました。
結果は、9チーム中4位となり、目標の1つとしていたROUND2に進出することができました。初の全国という舞台で相当な緊張があったはずですが、関東大会での経験も助けとなり、ベストに近い演武をすることができました。
次のROUND2では、第2指定形である「エンピ」を演武しました。スピード感があり、身体のバランス力が問われる挙動が多い形ですが、準優勝校の演武直後にもかかわらず、自分たちの形に集中して演武することができました。小さなミスも重なり、結果は8チーム中7位でしたが、ROUND2を突破した4位チームとの差は大きなものではなく、胸を張れる内容でした。
全国大会当日、8月上旬の暑い中、東京武道館には応援のために空手道部の保護者や生徒がたくさん駆けつけて下さいました。学校でも、先生方やスタッフの方が、職員室や事務室からLIVE中継を見ながら、応援をして下さいました。みなさまからの声援や応援を受けて、生徒たちは全国という舞台で頑張りきることができました。本当にありがとうございました。【麗澤空手道部 中学顧問 北岡】
<※当日の形試合の映像は下記のリンクからご覧になれます>