第15回皇居勤労奉仕

2018.09.15

皇居勤労奉仕

 

 8月6日(月)から8月9日(木)の日程で、第15回皇居勤労奉仕に行って参りました。本校では平成16年より高校生の希望者と教職員で奉仕をさせていただいています。今年度は、松本校長を団長に、高校4・5年生の希望者48名、教職員8名の、合わせて56名で奉仕に行って参りました。

 初日は、バスで学校を出発し、まず武蔵野御陵、多摩御陵を訪れ、その後、遊就館を見学しました。展示の一つ一つを見学しながら、先人が私たち未来の日本人のために命を懸けて戦った近代の戦争について学び、その悲惨さを知るとともに、先人の尊い犠牲のおかげで現在の日本があることを学びました。
 2日目からは、赤坂御用地や皇居の東御苑地区などで奉仕をさせていただきました。雨が続きましたが、屋内の清掃や天候の良い日には除草を中心とした作業をさせていただきました。いずれも職員の方の支援があってこその奉仕作業だと、実感しました。奉仕の合間には、見学もさせていただきました。
 また2日目の奉仕後には皇太子殿下から、奉仕の最終日には、天皇皇后両陛下から御会釈を賜り、生徒も教職員も大きな感動と学びを得ることができました。

 平成最後のこの皇居勤労奉仕は、大きな恩恵をいただきつつも明確に意識しがたい国家や皇室について深く考える契機になりました。生徒たちはそれぞれに深い感慨を覚え、先人たちのご苦労や今日の私たちの繁栄の礎を築いてくださった方々への感謝の心を新たにすると共に、日本人としての自覚を強く持つことができました。

参加生徒の感想から 

 ・普通ではできない貴重な体験だった。
 ・宮内庁の方の温かい態度に感銘を受けた。
 ・両陛下のお人柄とその周囲の人たちの姿に感銘を受けた。
 ・奉仕する精神の大切さを改めて学んだ。