令和5年9月30日(土)に高校4・5年生は、職業別講演会を実施しました。この講演会は、本校の同窓会組織「れいこう麗澤会」の全面的な後援のもと、各職種で活躍している卒業生から、進路選択を控えた高校4・5年生に向けて講演をしていただく行事です。
今回は医薬看護関係、教育関係、公務員関係、メディア関係、IT関係、専門職関係をはじめとする全20職種の方々にお集まりいただきました。
海外(ハワイ、イスタンブール)からオンラインでの参加も含めて21名の卒業生からお話をいただきました。
全高校4・5年生を対象とした基調講演は、小柴孝之先生による『未来に挑む麗澤中学・高等学校のみなさんへ』と題して行われました。生徒とのコミュニケーションを多く交えた講演で、決断の重要性とその考え方を中心にお話しいただきました。その考え方は生徒に大きな衝撃を与えたようで、講演後の生徒からの質問にも真摯に答えていただき、大変学びのある基調講演となりました。
その後、生徒は自分の希望する職種に分かれて卒業生からの講演を聞きました。
講師の方々が活躍している世界は異なりますが、生き方や講話内容に共通していたことは、イメージと実態の差異、自身の経験は蓄積し、「機」が来た際に引き出されるという教訓、そして行動における決断の重要性、という内容でした。楽しさだけではないその世界の実情、その大変さも含めて包み隠さず伝えていただき、生徒も真剣に聞いていました。また、苦しいだけでなくその仕事の魅力や生活、どのような経緯でその職業に就いたかについてもお伝えいただきました。講演後も講師の先生方に対して、それぞれの教室で質問のある生徒が大勢いましたが、ひとりひとり丁寧に対応して頂きました。
漠然とした目標の生徒も目標が定まっている生徒も、実際にその生活をしている先輩方からのお話を受け、さらに知識が深まりました。先輩方の生き方や考え方を自分の人生につなげ、これからの人生で多く訪れる決断を力強く行ってくれることを願っています。
【生徒の感想】
・夢を叶えようとすると、人生を豊かなものにすることが出来るとわかりました。また、新しい現在を作るのが自分の理想の未来へと繋がっていると思い、それはとても大切だとわかりました。
・自分が好きだったコンテンツに関わっている方だったので裏話や開発の経緯が知れて、聞いていてとても楽しく勉強になる講演でした。大学選びについての話と社会で役に立つ振る舞いなどは非常に勉強になりました。
・人は1日に多くの選択をしているので、その選択次第では色々なことができるようになると聞いて、これからの生活していく中で日々意味のある選択をしていきたいと思いました。また、もしなにかに失敗したとしても、自分から行動をすることが大事なのだと思い行動したいと思います。