【麗寮 男女寮】海外在住卒寮生による特別講話

2023.10.13

世界を知ろう!

 

【麗寮(麗澤高校の寮)】では、グローバル社会で役立つ力をさらに育成するための「海外在住卒寮生によるセミナー」を開催しています。今回の講師は1987年度卒業の菱沼一郎氏です。菱沼さんは麗澤高校、麗澤大学卒業後、総合商社に勤務、日本を拠点にASEAN、東アジア、欧州各国企業とのビジネスを通じて、信頼関係構築の重要性を痛感する。2009年大阪市に菱沼貿易株式会社を設立。2012年にはシンガポール法人、2020年には英国法人及びシンガポールに持株会社を設立。3拠点を軸に毎週のように世界各国を移動し、仕入先や販売先企業を訪問し貿易ビジネスを展開中。当時の寮生活の話はもちろん、学生時代、総合商社入社1年目で、単身で3000人の従業員を抱えるインドネシアの工場に派遣され、品質管理の任務をたった一人でこなした体験、その後独立し企業した経験、そして、世界の経済情勢や国際社会での日本の状況など多岐に亘ってお話しいただきました。

時折、笑いの起こる講話は、生徒たちにとっても興味深かったようで、真剣に話を聞き熱心にメモをとっていました。

講話後、生徒から「初対面の心を開いて対話する方法を教えてください」「経営者として人を雇う際の観点は?」「商社は女性が少ないイメージがありますが実際はどうでしょうか?」などの質問があり、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

 

生徒の感想

・「しない理由をあげたらきりがない」私の周りには「しない理由」がたくさんあるけど、流されることなく自分の意志を貫きたい

・失敗を恐れずチャレンジし続けたいと思いました。

・今、受験期で挑戦することの大切さを感じていて、今日のお話で成功することへのリスクを負う覚悟も大切だと思いました。これから日本に貢献できる人材になりたいと思いました。

・インドネシアへの派遣や寮生活などすべての経験が「今の自分をつくっている」と思えるかが自分をさらに成長させられるか否かを分けるのだと感じました。
・何もしないことが長い目で見ると一番のリスクだという言葉が印象的でした。チャレンジしていこうと思った。

・人生のろうそくは毎秒毎秒減り続けている。今を大切に行動し続けたいと思いました。