英語を使って外国人観光客のサポートをするボランティア活動「ホスピタリTeeプロジェクト」を2023年12月10日(日)に浅草で開催しました。このプログラムは本校と麗澤大学が共同で開催しており、2014年8月から2019年9月まで20回以上続いていました。今回はコロナ禍を経て4年3ヵ月ぶりの再開となりました。
ボランティアの前日に中高生は学校内で外国人観光客と話すための準備をしました。まずはShall I take your photo?など、ボランティアをする上で必要となるフレーズを学び、教員と練習しました。また、観光客にしてみたい質問を考え、それをスケッチブックに書き、シールを貼って解答してもらえる欄を作りました。そして質問に答えてくれた観光客へのプレゼントとして折り紙を折りました。
当日はまず、大学生、大学OB、OG、大学教員、本校生徒、本校教員の顔合わせを行いました。その後グループを作り、グループ内の大学生を中心にボランティアを行いました。まずは大学生が観光客にMay I help you?などの声をかける手本を見せてくれました。そして本校生徒も会話に参加する中で徐々に自信をつけ、積極的に話ができるようになっていきました。まだ英語学習を開始して日が浅い中学生も、質問したいことを事前に決め、一生懸命英語で話していました。また折り紙をプレゼントし、観光客に喜んでもらえた時は非常に嬉しそうな顔をしていました。この経験を通して、活動の名前にもなっているホスピタリティの精神を獲得することができたと思います。
最後に、今回参加したメンバーで振り返りを行いました。本校の生徒は「観光客と話すのが楽しかった。今回は緊張して話したいことを話しきれなかったので、次回また参加し、もっと話してみたい」と言っていました。この活動を通して生徒は、英語を使ってコミュニケーションをとることの楽しさと、おもてなしをすることの充実感を味わえたと思います。また大学生、大学卒業生と共に行動し、色々なことを話した経験は、生徒にとってかけがえのない思い出になったはずです。