2/24（土）、高校の叡智スーパー特進コース合格者を対象に『S特プログラム』を実施しました。

このプログラムは、10年後の世界で活躍する未来のリーダー、S特コース合格者の皆さんに本校での先行特別授業を体験していただくことを通して、高い志を持ってもらうことを目的に実施されました。

まず「発信型英語」と題して、日本人教員とアメリカ出身のグローバル教員による授業が行われました。「自分の考えを英語で発信できる力」が今後の世界を生き抜くのに重要なスキルとなっていきます。そのスキルを身につけるための第一歩として、席が隣になった生徒同士でペアを組み、与えられたイラストについて、情報を読み取って英語で相手に伝える訓練を行いました。

また、「深化系数学」の授業では、実際の入試問題を使って、今まで公式を使って当たり前のように解いてきた問題の、見方を変えて別の角度からその問題を考えてみるという体験をしました。別の視点から問題を分析してみることで問題の解き方が深まり、より数学という学問の面白さに気づくことができるというヒントにもなったのではないでしょうか。

最後に、「世界の第一線から後輩たちへ」と題して、本校卒業生であり現在は、筑波大学教育社会学、教育人類学領域の准教授でいらっしゃる徳永智子様より参加者のみなさんへのメッセージを紹介しました。これから始まる高校生活に向けて決意を新たにできたのではないかと思います。

そして4月からクラスメートになるかもしれない仲間との出会いもありました。

今後の学校生活へのイメージを膨らませ、自身の成長に期待をしてもらえる時間になっていれば嬉しいです。また4月にお会いできることを教職員一同、楽しみにしております。