【高校弓道部】東日本高等学校弓道大会 男子団体5人制ベスト16!

2024.03.29

☆男子団体5人制で決勝トーナメント進出!ベスト16に!☆

   3月22日から24日の日程で、東日本高等学校弓道大会が横須賀市の横須賀アリーナ特設弓道場にて行われ、各県の予選を勝ち抜いた44校が技を競いました。本校男子団体チームも千葉県代表の1校として出場しました。
   3月22日は公式練習日で、3月23日は5人制団体の試合が行われました。5人制予選では5人×4射計20射の合計的中数で44校から一気に16校にまで絞り込みます。前日の公式練習での手ごたえや、修正点などを確認するなど、男子団体としては初めての県外大会にも落ち着いて臨んでいました。大前の西谷君が1射目を的中させると、それが試合開始の合図とばかりに、4人が順に引いていきます。前半の2本を引き終えて、西谷君2中、藤野君2中、青木君2中とこの3人が全体のリズムを整えつつ引っ張っていきました。4本目、大前の西谷君が外すも、二的の石橋君が的中させてフォローすると、藤野君は四射皆中となる的中を続け、唯一の1年生板橋君もそれに続いて的中し、合計11中で予選の立を終えました。その後、ベスト16のラインが11中となり、同中9校の中から決勝トーナメントに進む3校を選ぶ射詰競射となりました。射詰は、1本ずつ引いていき、合計的中で差が付いた時点で終了という、とても緊張感のある競射です。ここでも西谷君、板橋君、青木君が冷静に的中させて、見事1本目で決勝トーナメント進出を決めました。

決勝トーナメント1回戦では、これまで順調に的中してきていた西谷君が初矢を外し、その波が2的、中、落ち前と続いてしまい、5人で1射目1中という厳しいスタートに。結局この動揺が最後まで響いてしまい、10-12で惜しくも盛岡市立高校に敗れました。
   敗れはしたものの、その敗戦を引きずるのではなく、すぐに切り替えて自分の射や団体の中での役割などについて各自が振り返っていて、前を向いてこの日を終えることが出来ていました。

☆5人制に続き3人制でも決勝トーナメント進出!☆

   3月24日は団体3人制の試合が行われました。本校からは西谷君、藤野君、青木(淳)君が男子団体チームとして出場。予選では西谷君が3中、藤野君、青木君がそれぞれ2中で12射合計7中とし、5人制に引き続き3人制でも決勝トーナメントへ進出しました。決勝トーナメント1回戦では、3校での対決となり、最も的中の多かった学校がベスト8に進みます。ここでも大前の西谷君が冷静に初矢を決めてリズムを作り、2本目まで引き終えたところで6射5中のまずまずの前半となりました。後半も2本詰めた青木君が4射皆中とリードして合計8中としましたが、足利大付属と同中となったため、射詰による競射に。ここでも西谷君が的中させたものの力及ばず1-3で1回戦敗退となりました。
   2日間の戦いを終えた選手たちには、悔しさも見られたものの、やり切ったという充足感と、この試合で得た経験値を次へ繋ぐ!という強い意志が感じられ、この大会を通じて大きく成長した様子が感じられました。

   4月に入ると6年生(高校3年)にとって最後の試合もやってきます。そこでこれまでの稽古の成果を発揮し、より良い射でより良い結果を出せるよう、稽古に励んでいきたいと思います。今後とも応援を宜しくお願い致します。