4月5日　麗澤のキャンパスは満開の桜が、大変美しい季節を迎えております。
この穏やかな花曇りの良き日に、中学校第23期164名と高校第79期265名の新入生の入学式を挙行いたしました。

新中1生は真新しい制服に身を包み少し緊張の面持ちでしたが、高校の新入生たちはリラックスした様子で入場し着席しました。

式は和やかな空気の中で進み、新入生紹介では、中学5クラス、高校8クラスの入学生一人一人の呼名を担任が行いました。
元気よく返事をする新入生たちの引き締まった表情には、これから始まる学校生活への意志と期待が込められていました。

新入生を代表し、高校4年生の田中舘さんと中学1年生の平松さんが宣誓を行いました。
二人とも決意ある堂々とした宣誓となりました。

校長の式辞は「不完全な社会だからこそ、それぞれの能力を活かし、より良い世界を目指してください。
そして、地球市民として社会に貢献できる人材として、学校生活での経験を活かせるよう、学び続けてください。」と願いを込めたものになりました。

続けて廣池理事長より、麗澤の成り立ちと共に「単なる知識だけではなく、道徳に根差した麗澤の理念に基づき心と体を育ててください。
今の日本は世界から注目されています。日本の本質的な良さと伝統を受け継ぎ、これからの時代を担っていってください。」と祝辞が述べられました。

続けて本校の卒業生であり、元プロ車椅子テニスプレーヤーの国枝慎吾さんからのビデオメッセージが上映されました。

国枝さんは、ご自身の経験を振り返り「新天地では、初心に帰って謙虚に取り組むことが大切」であることを、新入生の側に立って伝えてくれました。

在校生を代表し、歓迎の言葉を述べてくれたのは、麗鳳会会長の石田さんです。温かい応援の言葉とともに、新入生を励ましてくれました。

最後に校歌を全員で斉唱し、無事に入学式は終了いたしました。

今回の入学式はチームICTという本校生徒の有志団体が中継を行い、式場には来られなかったご家庭の皆さまに配信をいたしました。

新入生の皆さん、これからの学校生活が人生において素晴らしい体験となりますよう、心から願っています！

これから一緒に学び、歩んでいきましょう！この度はご入学、誠におめでとうございます！