【5年ILコース】 オーストラリア短期留学事前研修と豪州短期留学出発のようす

2018.10.17

5年I組21名がオーストラリア短期留学に向けて6日間の直前研修を行いました。

ILコースでは、高校5年次に6週間のオーストラリア留学を実施していますが、その留学前に行うのが、6日間の英語漬け直前合宿です。オーストラリアでの短期留学を実り多いものにするのがこの研修の目的です。今年度は9月23日(日)から28日(金)まで、福島県伊達市にある「東日本生涯学習センター」にて実施しました。

この研修では、英語学習に主眼を置きつつも、多民族国家としてのオーストラリア、その地理的・文化的特徴や歴史に関しても学びます。 オーストラリアという南半球の一国の特徴を包括的にかつ深く学び、短期留学の準備とする、このような目的を持って研修プログラムを構成しています。

今年は、初日の会津若松での研修日と会津祭りの日が重なり、多くの観光客がいるなかでの若松城と武家屋敷、そして飯盛山の散策となりました。

東日本生涯学習センターに到着後は、英語漬けの生活が始まりました。ここでは机上の学びに加え、主体的な学習も実践します。また施設周辺の散策やエクササイズなど、屋外の活動も行いました。ILコース独自の授業(English Language Arts, ELA)だけでなく、スピーチ、プレゼンテーション、ミニディベートといったスピーキングも行いました。

英語漬けの合宿の名前の通り、生徒はもちろんのこと、引率教員と大学生ヘルパーもみな、英語のみを使うのがこの合宿の醍醐味です。施設の方々からの温かなサポートや大学生ヘルパーたちに助けられ、生徒たちが大きく成長した研修となりました。

研修を通して取り組んだのは大きく以下の4つの内容です。

(1)ホストファミリーに持っていくお土産について紹介するスピーチ

(2)オーストラリアの州をクラスに教えるプレゼンテーション 

(3)昔の広告に載せられた商品の用途を考え討論するミニディベート

(4)筆記試験

これだけの内容を、クラスメイトたちとの協力なしにやり遂げるのは不可能です。I組の21名全員が手と手を取ってひとつひとつの課題を乗り越え、研修の最終日には大きな達成感と自信を得たようでした。

その後、生徒たちは、10月1日(月)に6週間のオーストラリア短期留学に出発しました。オーストラリアに到着したらすぐにキャンプが始まり、その後、ホームステイのプログラムが始まりました。研修を通して培った英語力とより強固なものとなったチームワークを持って、大きく成長して帰国することでしょう。

キャンプやホームステイ・プログラムの様子は、近日ご報告いたします。

 

5年I組担任 長島

ILコース 遠藤(主任)、ヘイキ、カーンズ