【中学1年生】理事長講話

2024.04.26

4月25日、中学1年生を対象に、廣池幹堂理事長による特別講話が実施されました。

この講話を通して、生徒たちは、本校創立者である廣池千九郎博士の建学の精神と、麗澤の教育理念の本質を学びました。

 

講話の冒頭、廣池理事長からは、麗澤が創立以来大切にしてきたイギリスのパブリックスクールの教育でもある「紳士教育」についての説明がありました。「いかなる状況下においても冷静に物事を判断し、その結果に対する責任を自分で取れる人になってほしい」という思いから、麗澤では、知識と高い道徳性を兼ね備えた人物を目指す、知徳一体の教育理念が掲げられたことをお話しくださいました。

また廣池理事長は、生徒にもわかりやすいように『「人」廣池千九郎』の冊子を用いながら、創立者の廣池千九郎博士の生涯についてお話しくださいました。「志」を強く持ち、数々の苦難を乗り越えて教師となったのち、歴史の研究家としても偉大な功績を残した廣池博士のように「目標をもち、尊敬する人を作ってください」というアドバイスをくださいました。

 

理事長のお話には一貫して、麗澤教育で、広く深い知識と質の高い道徳性を身につけ、歴史を学び、さまざまな分野のリーダーとして牽引して欲しいという願いがありました。創立者の思いを知った中学1年生の生徒たちは、改めてこの麗澤中学校に入学できたことを誇りに思うと同時に、麗澤でたくさんのことを吸収し、将来は世界で活躍するリーダーになろうという「志」をもつことができました。

 

<生徒の感想>

・自分が今、麗澤に通えているのは、周りの人の存在と支えのおかげであることに対して改めて理解し、感謝の気持ちを伝えていくことが必要だと思いました。また、廣池博士の生き方を通して、私もやりたいことや夢を追いかけてみようと考えました。

・廣池博士は自分で決めた志に向かって、誰になんと言われようが努力し、日本初の夜間学校を設立したり、他の志を決めてまた努力するほどすごい人だと分かりました。私も廣池博士のように自分で志を決め、その志に向かって頑張って努力できるような人になりたいです。

・高い志を持ち、しっかりと有言実行ができる人に、麗澤でなろうと思いました。