【中学3年生】グローバルリーダーから学ぶ特別探究座談会を実施

2024.05.17

 中学3年生は、5月9日(木)の自分(ゆめ)プロジェクトにおける探究学習の一環で、グローバル社会で活躍する森 徳郎(もり とくろう)氏、太田 旭(おおた あさひ)氏、段原 亮治(だんばら りょうじ)氏の3名の方をお招きし、グローバルリーダーの生き方を学ぶ特別座談会を実施しました。

本座談会の目的は、グローバル社会で活躍するグローバルリーダーとの双方向性の高い座談会を通じて、社会の第一線で活躍するプロ講師の生の人生観に触れ、生徒自身が興味関心のあるテーマを見つけていくことです。さらに今まで気づけなかった視点や価値観を知り、座談会後に自身の興味関心と偉人を結び付けて研究を行います。今後、研究成果の発表のため、9月に実施予定の文化祭(麗鳳祭)で研究発表を行う予定です。

 

 実際に行われた座談会では、生徒から講師への質問がたくさんあり、各講師の仕事の功績だけでなく、中学生ならではの悩み相談やモチベーショングラフから見た、人生の転換点を分析し、どのようにしてキャリア形成を行ってきたのかを学ぶことができました。また、講師から生徒への質問もあり、双方向で濃い内容の座談会を実施することができました。

 

 本校では「自分(ゆめ)プロジェクト」と呼ばれる独自のテーマ学習カリキュラムがあります。中学3年生の段階では、「グローバル時代において、一国の繁栄や平和だけを願うことは不可能であり、世界の平和、人類の幸福という視点から物事を捉え、視野を広げること」をねらいとしています。また、偉人研究を通じて対象人物が生きた時代や地域について分析し、その人物が与えた影響だけでなく、その人物が葛藤した課題を理解することを意識し、自身の人生と照らし合わせ、人生観を学ぶことも目的としています。