6月20日、産婦人科専門医である笈田枝里子（おいたえりこ）先生をお招きして、本校の中学3年生対象に性教育講演を行いました。
今回のテーマは「自分の生き方は自分で決める」です。中学3年生は理科で生殖の分野を学習し、保健では性についての学習を行います。一般的な知識については、学校でも学習するのですが、その知識を正しく使い、判断し、行動することの大切さについてお話ししていただきました。

途中、産婦人科医ならではの経験談を織り交ぜながら、生徒と同じくらいの年齢である14歳の子が妊娠した話や、なくなる命と生まれる命が同時に起きた現場の話などを臨場感たっぷり話してくださいました。
生徒たちも興味津々で、自分ごととして捉え、食い入る様に話を聞いていました。

最後に心も身体も大人になっていくこの時期だからこそ、自分を大切にして欲しいと笈田先生は伝えてくださいました。

この講演を通して、生徒は自分や周りの人と向き合う、有意義な時間を過ごせたと思います。