雨で延期になった千葉県高等学校総合体育大会テニス大会の団体の部が、令和6年6月2日（日）、4日（火）に白子サニーコートで開催されました。

団体戦はシングルス1に高瀬さん、シングルス2に鈴木さん、ダブルスに小西さんを中心に齊藤さんと長坂さんのダブルスで臨みました。2日の初戦を勝ち抜きベスト8に進出しました。準々決勝は4月に対戦して敗れた渋谷幕張高校との対戦で、3つの試合が同時に始まりました。試合が始まる前から熱のこもったチームの応援の後押しもあり、ダブルスは齊藤さんのサーブに小西さんがボレーを合わせてポイントを取って良い流れを作り、シングルス2はベースラインからパワーボールを打ってくる相手に緩急を入れたラリーで揺さぶり、ゲームの主導権をつかんでいきました。シングルス1の試合は一進一退でミスの少ない丁寧なラリーが続き、手に汗握るゲームが続く中で、まずダブルスが勝って相手にプレッシャーを与え、続いてシングルス2が勝って、2-0で勝利しました。関東予選でベスト4に勝ち上がれなかった時から、「関東予選で敗れた相手に勝ってドラマを作ろう」を合言葉に今大会に向けて練習を重ねてきました。前回とオーダーは違いますが、合言葉の通り、前回敗れたダブルスとシングルス2で勝ち切り、関東予選での雪辱を果たせたことは大きな自信になりました。

準決勝では第一シードの東葉高校に敗れはしましたが、どこのチームよりも大きく気持ちのこもった声援で選手と一緒に戦った仲間と勝ち取った価値ある第3位でした。高校6年生はこの大会で引退となります。遠い会場にも関わらず、今回も卒業生をはじめ、多くの保護者の方に応援していただきました。いつもご支援いただきありがとうございます。感謝申し上げます。　　　（顧問　丹羽　眞樹子）