【中学2年生】探究発表「地域の課題を和らげるパビリオンの提案」

2024.07.13

7月11日(木)に中学2年生は探究発表「地域の課題を和らげるパビリオンの提案」を行いました。今回の発表は1学期の探究学習の集大成となります。各クラスの代表班が学年全体の前で発表を行い、建築家である森藤文華講師からフィードバックをいただきました。

 

中学2年生は1学期の探究学習の時間に、地域の課題について調べ学習を行い、それを解決するための「パビリオン」について班で考えてきました。「パビリオン」とは仮設の建築物のことで、自分たちでも作れるようなパビリオンによって地域の課題を緩和できるようにするためにはどのようなパビリオンが必要かを中学2年生は各グループに分かれて議論を重ね、アイデアをまとめました。前回の探究学習の時間にはクラス内発表を行い、生徒の投票によってクラス代表班を決めました。そして今回、各クラスの代表班が学年の生徒全員の前でそれぞれのアイデアを発表しました。

 

発表内容は「インスタントいろり」、「防災グッズ回収箱」など、実現性がありながらもユニークなものが多く見受けられました。各班の発表が終わった後は他クラスの生徒からの質問の時間と、森藤講師からのフィードバックの時間がありました。質問やフィードバックを通して、自分たちのアイデアをさらに良くする方法を見つけられたようです。

 

中学2年生は1学期の探究学習で、地域の課題とパビリオンについて理解できただけでなく、探究学習の進め方と自分たちで新しいものを考えることの楽しさについても知ることができました。ここで学んだことを、2学期に行う日本文化研究にも活かせることを期待しています。