9月19日(木)に、本校のスクールカウンセラーである中先生が、中学2年生を対象に「コミュニケーションのススメ」というテーマで講話を行いました。生徒たちは日頃からクラスメイト、部活の仲間、先輩、後輩など、多くの他者と接しています。また10月には研修旅行も控えているため、より深いコミュニケーションが必要となります。今回の講話では今の生徒に必要なコミュニケーションのスキルについて、活動を交えながら話していただきました。
講話の中では、まずコミュニケーションのスタイルについて説明していただきました。コミュニケーションの方法は性格や場面によって多種多様です。また、自分の思いや考えを正確に伝えるには、ボディランゲージと言語コミュニケーションを組み合わせることが重要です。
次に、「ジョハリの窓」についての説明があり、生徒たちは自分だけが知っている自分の一面を他者に伝えてみるという、自己開示を体験しました。代表の生徒が意外な趣味について話した際は、驚きの声が上がりました。
最後に、具体的な場面を想定して、自分の思いを上手に伝える方法について考えました。相手の気持ちを思いやることも大切ですが、自分の気持ちに対して誠実になることも重要です。今回は自分と他者の両方を大切にするためのコミュニケーションの方法を学ぶことができました。今回学んだことを、普段の学校生活や10月の研修旅行に活かしてくれることを期待しています。